6月22日(水) 藤井先生
本日の仏参は5組担任の藤井先生でした。『お互いを認める』というテーマで話をされました。…以前,『もし,宇宙人がいたら,地球は平和だっただろう。』ということを聞いたことがある。
その意味が分かりますか。宇宙人に敵対するために地球のみんなが団結する。しかし,これを突き詰めてもっと小さい世界で考えると,『友達の悪口を言うことによって,自分の仲間との結束を深めようとする』ということにもつながる。このようなことは社会でもいろんな規模で行われているかもしれません。しかしそれはやっぱりいい方向へは向いていかないと思います。
集団と集団,個人と個人…。「ライバルに勝つためにお互い努力をして高め合う。」というのなら分かるが,足を引っ張り合うのは,やはりよくないと思う。相手の存在を認めお互いに競争して高め合うべきである。
「小指」という詩を引用され,考えてみれば、小指は何もできないように思えるが,小指にしかできないことがある。それは「明日の約束できるでしょ。」と・・・。
皆さんにはそれぞれ個性があります。お互いの個性とお互いの役割を認め,お互いを高め合って欲しい。