本日の仏参は、3組担任の木脇先生でした。
陸上競技部の顧問をされている木脇先生。中・高高とご自身も陸上競技部に所属され、大学の陸上競技部で学んだことをお話されました。大学でも陸上競技部に入部した目的は、高校のときのベストを更新することと、教員になるために必要なスキルを、集団生活のなかで身につけるためでした。
木脇先生は、もともとコミュニケーションをとることが苦手のなか、大学の陸上競技部で合宿の手配や部員の前で話をしなければならないというプレッシャーから、大変ストレスを感じ体調を崩すほどだったそうです。「全部自分でしなければならない」という思いがあり、
何でもかんでも一人で決めるのがリーダーシップではなく、「まわりの人の助けを借りながら、一緒に決めながら勧めていくことも一つのリーダーシップである」ことに気づいたそうです。そのことがきっかけとなり、自分の苦手や欠点を把握することができ、それを乗り越える術を見つけられたといいます。
「失敗は成功の元という慣用句がありますが、失敗してもそれを反省して、欠点を改善していけばかえって成功するものだという意味です。まさに私が体験したことはそういうことです。失敗は決して悪いことではなく、失敗から学べることはたくさんあります。失敗したことを次に生かすということの方が、よっぽど大事だと思います。みなさんには失敗を恐れずに、まずは挑戦してみてほしいと思います。失敗をプラスにとって改善していくことの方が大きな成長に繋がると思います。そういう失敗を恐れない気持ちを持って欲しいです」と生徒たちへ伝えられました。