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朝の仏参 2017年07月05日(水)10時22分

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今日の仏参は、7組担任の五十嵐先生のお話でした。

『いつ起こるかわからない災害に対する危機管理について』という内容で、五十嵐先生は生徒たちに「大きな地震が来たらどうしますか?」と投げかけ、

「いつ起こるかわからない災害ですが、ある程度事前にシュミレーションしておけば、もし事が起きたとき落ち着いて行動することができると思います。それが自分の身を守ることに繋がると思います」

と、自分の考えを挙げられました。五十嵐先生は福島県いわき市出身で、震災後のありさまを目の当たりにされ、そのことが今日のテーマに繋がっています。地元で教員をしている友人から、「避難訓練をもっとしっかりとしておくべきだった」と聞き、本校で行われている防災訓練において、被害の状況を想定した訓練ができず、自分で考え行動することが抜けていたことを実感されたとのこと。友人の言われた「しっかり」とは、実際地震が起こったときのことを真剣に考え、いろいろな被害を想定し訓練することを指します。五十嵐先生はそのことから、「災害時にどのように行動すればいいかを考え、危機管理を意識することが大切だ」と述べられました。

そして最後に、“国民保護サイレン”を鳴らされましたが、それがどういうサイレンなのかを知っている生徒はとても少ない状況でした。“国民保護サイレン”とは、北朝鮮から日本にミサイルが飛来した際に国民に知らせるサイレンです。もしそうなったとき、どう行動したらよいのか。五十嵐先生は「しっかりと情報を得て、そのときどうするのかという対策を頭に入れておくこと」と、生徒たちに大切なことを伝えられました。