本日の仏参講師は高校1年3組担任山下誠太先生でした。
テーマは「想像と選択」です。
「手の中に熱いカイロが入っていると想像してください」
「次は、氷が入っていると想像してください」
山下先生の言葉に従って、手のひらで空間を包み込むようにして、イメージすることから本日の講話は始まりました。
「では、20歳の自分を具体的に想像してみてください」
「次はもっと近い将来のこと、文系に進んだ自分、理系に進んだ自分を想像してください。アスリートコースの生徒は2年後どんな選手になっているのかを想像してください」
カイロや氷の時と違い、将来のこととなると具体的に想像することが難しくなります。想像するためには情報が必要です。職業について、学部・学科について、文系理系についてなど、たくさんの情報(知識)があれば、より具体的なイメージを描くことができます。今後さまざまな場面で、進路についての「選択」を迫られることになります。将来を具体的に想像した上で、進路選択をしてください。
また、想像しただけでは将来は変わりません。行動力のない想像は何の意味も持ちません。想像した未来へ向かい、行動に移していきましょう。
今、高1の生徒たちはホームルームの時間などを使い、今後の進路について考える時間を持っています。今後の進路に迷っている生徒たちは、まずは調べて情報を得ることから始めればいいというヒントを山下先生からもらいました。未来の姿をある程度想像できた生徒たちは、「行動する」ことができているかを振り返る機会になりました。