本学年最後の仏参は,理科の牧野先生のお話でした。
先生は初めに,「自分は幸せか」と皆さんに問いかけました。
ユニセフの子どもの幸福度調査によると,日本の子どもの幸福度はあまり高くないそうです。
先生は,「その責任は自分たち大人にある」「君たちの周りに,目指したい大人はいる?あんまりいないでしょう」と言われました。
聞いている教員にとっても,耳の痛い言葉です。
特に学校において,幸福度の基準は「学び」にあると先生は指摘します。
皆さんは高校で学び,遅かれ早かれいずれは社会人になります。
そうなれば,今度は子どもたちを幸せにする責任が皆さんに課されることになります。
1年間の学びが終わりに近づいた今,振り返ってみて,自分の学びはどうだったでしょうか。
社会に出て責任ある立場になる時間は刻一刻と近づいています。
皆さんにとって幸福とは何かを考え,来年度に向けて自分の姿勢を見つめなおしてみましょう。