本日は、芸術鑑賞で落語をライブで鑑賞させていただきました。落語は「枕」「本編」そして「落ち」で構成されています。この3つを独立させることなく、一連のながれで話すようです。このながれで一席の落語が、できあがりということとなります。
まず噺家が高座に登場し、観客に対する感謝の意や自己紹介、もしくは時節や時事に軽く触れます。ここで観客をある程度ほぐしながらそのときの会場の様子を確かめるようです。
噺家と観客が一体になるというのもコミュニケーションのひとつではないでしょうか。ICT時代とはいえ、人とのやりとりをLINEなどですましてしまう現代、人の情というものが薄れていっているような気がします。今日の芸術鑑賞はそういった意味でも人との交流、コミュニケーションのとり方の勉強にもなったかもしれないですね。