本日の仏参は10組担任、体育科の山田先生に講話いただきました。
2021年東京オリンピック女子柔道52キロ級、阿部詩選手。兄妹ともに金メダルを獲得した。
2024年パリオリンピック女子柔道52キロ級、2回戦で世界ランク1位の名手ディヨラ・ケリディヨロワ選手と対戦し、敗退してしまった。その時、阿部選手は号泣した。
その背景には自分がここまで積み上げてきた努力もあるが、金メダル獲得から来る責任と自信。その「守り」の思いが試合を100%出し切ることができなかったのではないかと山田先生は感じておられました。
スポーツは少しの気持ちの揺らぎで勝敗を大きく変化してしまう。その気持ちを本番に持ってくると100%の力を出し切ることはできない。だからこそ、その時までに準備をしっかりやっておくと「守り」ではなく、圧倒的な自信をもって本番に挑むと絶対に負けることがないと仰っていました。
スポーツだけでなく定期テスト等、何事も事前の準備をぬかりなく行えば、ちゃんと結果がついてくる。だからこそ、気を引き締めて、後悔の無いように普段の生活を過ごしほしいそうです。
12月は世間が忙しくあわただしい、師走の月であり、バタバタして事故の無いように気を付けてほしいと仰っていました。