本日の仏参は12組担任の吉村先生でした
テーマは読書についてでした。
11月19日(火)5限、6限に2024年度(令和6年)物故者追悼法要が西本願寺で行われ本校からは高校1年生が代表でお勤めしました。厳かに法要が進められ生徒たちも胸に感じるものがある表情をしていました。人の命は限られています。限られているからこそ今という時間に意味を持たせることで未来に期待することに繋がるとこの法要で気付かせて頂きました。有り難いことです。合掌
本日の午後、保護者ガイダンスを行いました。プログレスコース、特進コースの保護者対象に、研修旅行に関する内容とコース別の進路に関わる内容でした。
コース別の進路ガイダンスは、プログレスは龍谷大学キャリアセンターの岡田理恵課長に、なりたい自分になるためのキャリア形成についてお話し頂きました。特進は岩井亮太特進コース長に、現況やこれからの進路選択、その実現のための道筋・取り組みなどを説明いただきました。その後、茶話会を行ったクラスもありました。
ご家庭で本日の内容を話題として、研修旅行行き先を話し合ったり、生徒達の「なりたい自分」を実現するためのてだてなどについて話し合ったりして頂けたらと思います。
本日の仏参は10組担任,社会科の隠岐先生に講話いただきました。
リンゲルマン効果のお話を中心に,集団でいることのメリット・デメリットを紹介されました。
集団の中で,誰かがやってくれるだろう,という傍観者意識でいるのではなく,1人1人が責任を,当事者意識をもっていきたいですね。
文化祭,体育祭,クラスでのさまざまな活動,部活動。
その時々に応じて,私たちはたくさんの集団に属しています。
その集団が良い集団,高めあえる集団であれるよう,まずは自分の意識を大切にしましょう。
本日の仏参は9組担任の前田先生の講話でした。
前田先生は多様性について、自身の留学でのご経験からお話をされました。
まず始めに中国・台湾からの留学生と話した、留学や現地就職に対する思いについて述べられました。
前田先生は海外へ留学をすることについてプラスのイメージを持っておられましたが、
その留学生たちは自分たちは家族から見放されたと受け止めておられたそうです。
このことから「留学をする」という同じ事象であっても、捉え方が正反対であることに気づかされたそうです。
次に韓国からの留学生から聞いた内容についてです。
その留学生は19歳の男子学生であり、20歳から始まる徴兵制について話をしていたそうです。
今では韓国の某グループも徴兵するというニュースを聞いたことがある人もいるでしょうし、
韓国において徴兵制があるということについて知っている人は多いと思います。
日本の隣で起こっている兵役が義務付けられていることについて、皆さんはどう感じたでしょうか。
隣の国で起こっていることだから、自分には関係のないことであると捉えていないでしょうか。
最後にオーストラリアの先住民族(アボリジニ)の文化や伝統に関することについて。
前田先生自身も中学の時に授業で先住民族についての内容を知りましたが、
実際にオーストラリアに留学をした際に、先住民族について知っていく中で
持っていたイメージとは違った様子を垣間見たそうです。
そこから、まだまだ共生社会が実現していないことを感じられました。
どれも日本にいるだけでは実感できなかったもので、
人や立場でそれぞれの葛藤や悩みなどがあることに留学でのご経験を通して気づいたそうです。
1通りの経験しかしていない人よりも、10通りの経験をしている人の方が
よりさまざまな尺度で物事を判断・理解することができることでしょう。
多様な社会を形成するためには、他者を尊重する気持ちが不可欠です。
周りの人に対する配慮など、人を支えることができる人になってほしいと
仰っていました。
本日の仏参では、8組担任の船越先生がお話されました。
今年の文化祭において1年生は合唱に取り組みましたが、
最初はどのクラスもなかなか一生懸命取り組むことがなかったものの、
最後には全員団結して、綺麗なハーモニーを奏でることができました。
このように少しずつでも努力すれば、大きなことを成し遂げることができます。
皆さんは1.01の365乗と0.99の365乗がいくつになるか知っていますか?
1.01の365乗は37.8で、0.99の365乗は0.03です。
1.01と0.99はほんの少しの差ですが、それぞれの365乗は1260倍もの違いになります。
このように毎日少しずつでも何かに取り組めば、1年後には大きな成果が上がります。
勉強でもクラブでも、何か打ち込めるものを見つけて少しずつ前進しましょう。
また、先週は7組担任の田栗先生が挨拶の重要性を訴えられましたが、
船越先生も挨拶についてお話されました。
挨拶はローリスク、ハイリターンだと思います。
大きな声で挨拶をすると気持ちがよいですし、人間関係も円滑になります。
授業で「お願いします」「ありがとうございました」と言っている人、言っていない人が
生徒でも先生でもいると思いますが、
お互いが気持ちよく挨拶をして、その1時間を学びの多い時間にしたいですね。
ほんの少しの心がけで毎日が充実したものになると思います。
少しだけ殻を破って、一歩を踏み出しませんか。
平安奉職5年、教員生活40年の7組担任の田栗和典先生は、こういう生徒になって卒業してほしいとの思いを話されました。
平安には、「自己制限」「固定観念」を持った生徒が多い。もう少し具体的に言うと、自分を自分で決めつけてしまって変わろうとしない。英語は苦手と決めつけている。やってもできない。だからやらない。でも、ほんとうにそれはやってきたのかな? 負のスパイラルに陥ってしまっている。
鳥取の田舎出身の田栗先生は、周りに外国人の方がおらず、英語の必要性をあまり感じなかったそうです。しかし中学2年の時に見た、外国に住む日本人家族の様子のテレビの内容から、こんな生活がしたい、と思い、中1からの英語の教科書をやり直されました。そこで一つの過ちをしたとおっしゃいました。自分の解らないところを先生に質問しなかった。そのことで、テストで80%以上の得点率は取れるようになったけれども、それ以上は取れなかったそうです。
でも、できなくてもやり続けることで点数は取れるようになった。やってもできないではなく、やればできる。固定観念を取り払うことはとても大切。学校全体としてそのように取り組みができれば、正のスパイラルになる。ぜひともそうなってほしい。
廊下を歩いていると君たちはあいさつをしてくれる。周りの状況を判断してできているから、あいさつができる。それができている学年、それができている学校であれば、部活動の結果も違ってくる。あいさつができる学年にしましょう。練習するときは、常に相手がいることを想定してできているかどうか。練習の質が上がっていく。と話されました。
最後に、「大変」な高校生活を送ってほしい。「大変」とは大きく(良い方向に)変わること。希望いっぱいの高校生活を送ってほしい。と結ばれました。
高1の2学期が始まったところです。今後、固定観念を取っ払った、「大変」な高校生活を送っていきましょう。
いよいよ始まりました。平安高等学校・中学校文化祭。
1年生の企画は合唱と貼り絵です。この日の為に何日も前から各クラスそれぞれが一丸となって作成・練習をしてきました。どのクラスの貼り絵も圧巻の仕上がりとなっております。頂礼館1F、一年生の廊下に展示しておりますので是非足をお運びください。また優秀賞を決める投票への参加もよろしくお願いします。
本日11時より、もう一つの1年生企画の合唱が慈光館3、4F講堂にて行います。生徒の一生懸命練習した成果を披露します。是非お越しください。
いよいよ2学期が始まりました。
1時間目、1年生は講堂で始業式に臨みました。
山脇校長先生は、次の機会に向けて力を蓄えてほしい、という意味も込めて「渾身」という言葉を示されました。まずは初めての文化祭に向けて、それぞれが主体的に取り組みクラスで団結して作品をつくりあげていきましょう。
始業式に続いて、夏の各クラブの戦績が紹介された後には、本校の卒業生でありパリオリンピック・フェンシング男子フルーレ団体金メダル、個人4位に輝いた飯村一輝さんのオリンピック報告会が行われました。オリンピックという大舞台での2試合の緊張エピソードから、緊張すらも楽しもうとしたこと、つまり「今をたのしんで」というメッセージを贈られました。 もちろん何の準備もなくただその試合の瞬間をたのしんだ訳ではなく、自然と身体が動く練習と努力があってこその集中力が生んだたのしさだったのではないでしょうか。先輩の言葉は、皆さんの心にしみ込んだことでしょう。
いろいろな場面での皆さんの活躍をたのしみにしています。