いよいよ平常授業がスタートしました。
1年間お世話になる、教科担当の先生方との初顔合わせで、どの授業もガイダンスや自己紹介などが展開されました。どの教室も、みな集中して先生の声に聴き入っていました。
中には、もうグループ学習が始まっている教室もありました。龍谷大平安では、これからグループ学習のスタイルが増えていきます。まず自ら「なぜ?」と考え、他の意見に耳を傾け、いろいろな意見を受け入れていける、そんな人になってほしいものです。
いよいよ平常授業がスタートしました。
1年間お世話になる、教科担当の先生方との初顔合わせで、どの授業もガイダンスや自己紹介などが展開されました。どの教室も、みな集中して先生の声に聴き入っていました。
中には、もうグループ学習が始まっている教室もありました。龍谷大平安では、これからグループ学習のスタイルが増えていきます。まず自ら「なぜ?」と考え、他の意見に耳を傾け、いろいろな意見を受け入れていける、そんな人になってほしいものです。
本日は、今年度最後の仏参でした。
学年部長の渡邉先生が、「チャンスを掴む」というテーマでご自身の経験を通してお話されました。
今から10年くらい前の仏参で、ある先生が「チャンスの神様」のお話をされました。その神様の特徴は、足が速くて前髪しかないので、あとから掴むことが難しいとのことで、渡邉先生自身も印象に残っているお話だったそうです。先生自身の考えとして「チャンスの神様」は意外とゆっくり歩いていて、普段気づいていないだけで身近によく現れている存在なのかも知れないとお話しされました。
先生自身の経験として、高校時代に部活動や生徒会に入らなかったことに後悔がありました。その当時は、何か新しいことをはじめる勇気がなく、一歩踏み込むことが出来なかったそうです。そのような中で、きっかけがあり夏休みに実施された1週間のボランティア活動に参加されました。老人ホームでのボランティア活動でしたが、タオルのたたみ方から物事には意味があること、食事の介護から自分のことのように相手に接することなど、今まで考えなかったことに気づけた貴重な経験となりました。部活動や生徒会に入らなかったからこそ得られた経験だとお話しされました。
日常を振り返ると「チャンスの神様」は日常のいたるところに存在するかも知れません。むしろ自分から積極的に関わろうとしていないだけかも知れません。そんなチャンスが転がっているだろう日常に一度目を向けてみませんか、とお話しを締め括られました。
本日のお話は情報科の松田先生でした。
「なぜ勉強するのか」
これは松田先生自身が高校生の時からの疑問でしたが、数年前にようやく腑に落ちる答えが見つかったそうです。
「夢を諦めない」「夢は叶う」一度は聞いたことがある言葉だと思います。そこで、夢を掴む「成功」という言葉の反対の意味を問われました。「失敗」という言葉を考えがちですが、「成功」の反対は「何もしないこと」で、「失敗」というものは成功までの間にあるものだとお話しされました。
夢に向けて努力するにも制限時間があります。もしも時間が無限にあれば夢を諦めず叶えることも可能になるかも知れません。この有限である時間の使い方が大切だとお話しされました。
今回は前編で、続きは高校2年生の時にお話しされます。
「なぜ勉強するのか」という疑問や「夢」についてのお話しが繋がっていくと思います。
本日のお話は特進コース長の成田先生でした。
平安の「三つの大切」(ことば・じかん・いのち)の中で、「じかん」について2つの視点でお話しされました。
まずは「目標を持って1年を過ごす」についてです。志望の進路を実現する、部活動で全国大会出場・全国制覇、コンクール金賞を受賞するなどみなさんそれぞれに目標があることだと思います。いきなり大きな目標は達成できないので、日々の積み上げ、目標からの逆算を意識し、時間を大切に使っていくようにお話しされました。
次は「それ以外の時間の過ごし方」についてです。つまり、目標に向けて取り組んでいる時間以外のことです。先生は「暇な時間」、「退屈な時間」に光を当ててほしいとお話しされました。日常生活を過ごす中で「暇」「退屈」と感じることがあるかも知れませんが、それは心の問題なのかも知れません。この「暇」「退屈」と感じてしまう時間とどのように向き合い過ごしていくか改めて考えてほしい投げかけられました。
早いもので、昨年みなさんが平安を受験してから1年が経ちます。
改めて2月の目標「初心に返る」を心に留めて日々の学校生活を過ごしてください。今日のお話しにも重なりますが、高校生活という「限られた時間」を充実したものにするためにも時間の使い方についても改めて考えてみてください。
本日の仏参のお話は国語科の松田先生でした。
「せっかく平安に入学したので、この平安でしか味わえないことをやってみてはどうですか」
このような投げかけをされました。
この「せっかく」という言葉は、先生自身が今から約30年前の卒業生との手紙でのやりとりの中で出会われたそうです。
「大海の一針」という言葉が示すように、多くのご縁が重なり今こうして人として生きています。そして、それぞれ入学に至るまでの経緯に違いはありますが、こうして平安で日々過ごしています。この平安でみなさん自身の目標達成を目指して、「真剣にはなって良いが深刻にならないように」(沖縄のおばあの教えより)取り組んでくださいとお話しされました。
「今からでも何かはじめてみませんか」と最後に投げかけてお話しを締め括られました。
明日から2月に入ります。今年度も残り2ヶ月となりました。4月の入学時の「初心」に返り、気を引き締めて学校生活を過ごしてください。それと同時に松田先生がお話しされていた「せっかく平安に入学したので、この平安で今からでもできること」に挑戦してみてください。
本日のお話は、英語科の田嶋博樹先生です。英語科教師として、また自らの経験談をふまえ、世界で最も話されている言語(約13.5億人)「英語」についてのお話でした。日常生活に必要な英語力を身につけるためには、3.000時間の勉強が必要(高校だけの授業では半分くらい)、世界の人とコミュニケーションをとるためにも世界の共通語ともいえる英語力の必要性などを説かれました。また、バックパッカーとして独りでタイやニュージーランドなどを訪れ、自ら英語を使わなければならない状況に身を置いた経験が、自らの英語力を伸ばすことができた、効率的に勉強するには習慣化とアウトプットを前提にしたインプットをくり返すことが重要だとも話されました。
学びが視野を世界を広げることは語学力だけではありません。何事もいやだいやだと思うと、長続きはしません。ヤケになり、自暴自棄にもなりかねません。「させられる」意識から「すべき」「する」意識へ転換してみませんか。充実した生きがいのある日々がおとずれるかもしれませんよ。「させられる」から「する」の意識変格をしてみましょう。
本日は、「総合探究の日」。高校2年生全体が「経済」「社会」「環境」のテーマのもと124のグループがそれぞれ自分たちが立てた「問い」について、1年間探究してきた成果を発表する高校2年生主役の1日です。高校1年生は中学生ともに、午前は2年生の姿をみたり、内容を聴いたりする中で、これからの自分の「探究」につなげ、さらに竹本了悟氏(浄土真宗本願寺派住職)の特別講演により探究のテーマである「仏教SDGs」について理解を深めました。午後は継続中の探究活動、高校1年生にとっても意義深い探究活動の1日でもありました。
「探究活動において重要なのは動機の源」と耳にしたことがありますが、動機の源があることで探究活動をキャリア教育や将来の生き方につなげていくこともできるでしょう。ただ、心からやりたいと思えることをなかなか見つけられない人がいるのも事実。自分から次の一歩が踏み出せないあなた、その壁をなんとか乗り越えてみませんか。探究活動では自分からアクションを起こしてみませんか。アクションの結果や最終成果物のクオリティを気にするのではなく、どのようなアクションを起こしたのか、探究活動を通して何を学んだのかというプロセスが大切です。
自ら一歩踏み出すことで、2年次の本格的な探究活動「課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現」の土台を構築していきましょう。
本日は報恩講が行われました。
親鸞聖人がお亡くなりになられた日を機縁に聖人のご遺徳をしのぶ行事です。
本願寺派布教使の渡辺雅俊先生よりご法話をいただきました。
25年前の阪神淡路大震災に触れられ、ご両親が耳の聞こえない小学校5年生の女の子の話をされました。
避難所では、この女の子が両親の耳となり生活を支えていました。
そのことが新聞の取材に取り上げられ、両親のインタビューを手話で伝えながら、両親の愛に触れたのでした。
親鸞聖人のご生涯に寄せながら、分かりやすく例を挙げてお話してくださいました。
みなさんはどのように感じたでしょうか。
本日は3学期始業式が行われました。
校長先生の式辞では、元旦に起きた能登半島地震のお話がありました。
まだ始業できていない学校もあり、これから寒さや感染症なども心配されます。
被災地が一刻も早く回復することを願っています。
世界を見ても紛争が続く地域があり、不安になることも多いですが、
未来を信じ、希望をもって学んでいってほしいです。
時は止まることなく進んでいきます。締めくくりとなる3学期を大事に過ごしてください。
本校の姉妹校から交換留学生が3名来校し、みなさんと一緒に学校生活を送ります。
1年生は、7組と10組のクラスで学びます。
また教室以外でも見かけたらぜひ声をかけてお話してみてくださいね。
3学期がいよいよスタートしました。
新しい年の始まりに、この1年をどう過ごすべきか、
一人ひとりしっかりと目標を定めておきたいですね。
気持ちを新たに頑張っていきましょう。