HEIAN BLOG 高1学年 BLOG

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6月26日 仏参 2019年06月26日(水)19時55分

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 今日は3組担任田嶋先生からお話をうかがった。

 「夢を持っていますか?」

 生きていく上で答えのない問題は降りかかってきます。例えば「バスにゴルフボールはどのくらい詰め込めるでしょう?」という問題があります。この答えはありません。理由はバスの大きさによって入るボールの数は違うからです。私たちはこのような問題について、それなりの解答を用意しなければならないのです。社会で生きていくということは、「答えのないものと向き合っていかなければならない」ということなのです。

 私の知り合いに俳優さんがいます。彼の夢は俳優さんになることでした。あるコマーシャルへ出演していたので、久しぶりに電話でお話をしました。その友人の俳優さんからみなさんへのメッセージです。

 「俳優という仕事は "人" を具現化する仕事です。どれだけ色んな人生を深く掘り下げる事が出来るかが最も重要ことなんです。俳優は皆色んな経験をしたり、色んな人の人生訓を学びます。高校生の皆さんの吸収力は凄まじいのです。本でも映画でもテレビでも漫画でも音楽でもなんでもいいので、興味がわけば色んな事に触れてください。そしてその中で生きている "人" について深く考えてみてください。その "人" に魅力を感じたら、もしかしたら、目指すべき道標なのかもしれません。」

 ここにいるみなさんは「夢」を持っていますか? まだ1年生なので「夢」まで考えたことがないでしょうか…。この友人は「俳優さん」になることが夢でした。でも夢をかなえるのは大変です。俳優さんになりたい人は沢山います。でもその夢がかなえられた人は少数でしかありません。またたとえ俳優さんになったとしても、その生活基盤は大変なものだと言っていました。何より「引退」を考えた時、その後の生活基盤はもっと不安定なものになってしまいますから…。

 「夢」がなくとも「好きなこと」はあるでしょう。二つのことはイコールではありません。でも「好きなこと」が「夢」に変わっていくことがあります。「好きなこと」ですから、苦しくは感じられないのかもしれません。島田先生がお話になった「挑む」ことも、ごくごく普通にこなしていけるのではないでしょうか。「夢を持っていない」人。「好きなこと」から夢を見つけていきましょう。

 さて、みなさんは何を感じたのだろう。じっくりと田嶋先生の話を考える1日であって欲しい。 

芸術鑑賞 2019年06月20日(木)07時54分

プロの劇団「青年劇場」による『オールライト』を鑑賞しました。
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主役は2人の女子高校生。思いも掛けないワケありの人たちとの共同生活を通して、皆それぞれがいろいろなことを考え、気づき、生きていこうとする様子が描かれていました。
「生きる方法は一つじゃない、人生は勝ち負けじゃない!!」
2時間余りの舞台、みんなは何を感じてくれたでしょうか。
「良いもの」に出合うと、心(いのち)が磨かれるものです。
この芸術鑑賞(作品)もその1つになってくれれば嬉しいです。

春の人権学習 2019年06月18日(火)22時18分

本日3、4限目に「人権学習」の一環として、車椅子アーティストの佐野 有美さんによる講演を聴きました。

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手足がなくても、笑顔と感謝の気持ちを忘れず、常に前向きな佐野さんの姿、生き方、そして言葉に心を動かされた人も多かったのではないでしょうか。佐野さんが講演で仰られた「大切なことは「出来るか出来ないか」ではなく「やりたいかやりたくないか」「やろうとするかしないか」です」という言葉はとても印象に残りました。高1生諸君、君たちの人生はまだまだこれからです。佐野さんのメッセージを心に刻み、目標をしっかり持って、「明るく、楽しく、前向きに」日々過ごして行きましょう!

6月12日仏参 2019年06月12日(水)10時27分

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今日は2組担任小嶺先生からお話をうかがった。

 「自分で自分の限界を決めない。そして自分や周囲を向上させるために良い環境を作っていくこと」


 苦手なことは誰でもあります。私自身「運動」が小さい時から苦手でした。小学校へいってからも変わりません。何より「体育」という授業が入ってきて、苦手意識が一層強まりました。ある時、「苦手なこと」が「嫌なこと」へ変わりました。それはクラスメイトが「徒競走、小嶺といっしょや。最悪」と言った瞬間です。その場は笑顔で誤魔化したものの、とても悲しくなりました。その時から「運動が出来ない」という思いから「運動をあえてしない」というスタンスに自分の思いを変えたのです。つまりサボるようになったのです。消極的なふりをして、体育の授業に参加しませんでした。

 しかし当時の体育の先生は見逃しませんでした。成績は最低の評価がつきました。浅はかな自分は「体育委員になり、準備体操などをして成績を上げよう…」と考えました。やはり自分の思いは体育の先生に分かっていたのです。また成績は最低の評価となりました。

 そこで何がいけないのかを考えました。そう「一生懸命」が足りなかったことが分かったのです。「嫌いな体育」を一生懸命やったのです。体育の先生は、しっかり見てくださっていました。「小嶺、最近よく頑張ってるなあ…」という先生の一言。それはとても嬉しかったです。その後の成績は中の上の成績がつきました。みなさんは笑うかもしれません。でも一生懸命やったことが認められたこと。これほど嬉しいことはありません。

 蚤は籠の中に入れて育てると、その高さ程度しか飛べなくなると聞きました。そして籠の中から出しても、やはりその高さまでしか飛べないということです。本当はもっと飛べる力があるのに…。

 私たちは、自分で自分の限界を決めていないでしょうか。蚤の話で例えると、籠が自分の生きている環境です。ならば自分や周囲を向上させるために良い環境を作っていくことが大切ではないでしょうか。

 さて、みなさんは何を感じたのだろう。じっくりと小嶺先生の話を考える1日であって欲しい。 

6月5日 仏参 2019年06月05日(水)08時52分

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本日の仏参は、1組担任の島田先生のお話でした

「兆」という漢字に、「辶」や「扌」を加えることにより様々な字に変わるお話をしてくださいました。
また、ご自身の卓球部顧問として経験されたお話も紹介してくださいました
私たちも、「逃げる」のではなく、「挑んで」いきたいものです

5月29日 仏参 2019年05月29日(水)09時00分

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本日の仏参講師は、教頭の矢ノ根先生でした。
世界の子どもたちの教育についてお話しいただきました。
教育を受けたいと強く願っていても教育を受けることができない環境におかれている子どもたちがたくさんいることを改めて考えさせられるお話しでした。
私たちは、教育を受ける環境が整っています。その中で、しっかりと学びたいものです。
そして将来、世界中の人たちが教育をはじめ、幸せな生活を皆が得られるようにしていきたいものです。
今日の仏参を聴いた人たちの中から、そんなことに大きく貢献してくれる人が生まれることを期待してやみません。

進路ガイダンス 2019年05月28日(火)15時50分

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選特・一貫コースの本日のLHRは,進路ガイダンスでした。
進路部長の牧野先生より,最新の大学入試情報とこれからの社会に必要な力のお話がありました。

目まぐるしく変わる社会において,主体的に生きる力を身につけるために,基礎となる学力はもちろんプレゼン能力・コミュニケーション能力・表現力などを磨いていくことが大切です。
本日のガイダンスをきっかけに,自分の将来について真剣に考えてみましょう。

校外学習 2019年05月26日(日)08時31分

5月24日(金),ブルーメの丘にて校外学習を行いました。

BBQは食材・飲み物も充実しており,お腹いっぱい食べていました。各グループ,協力している姿も見られたのでよかったです。
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BBQの後は,自由時間。アルプスジムや遊具など体を動かす施設も充実していました。
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天気にも恵まれ,たくさん食べて,たくさん楽しめたのではないでしょうか。
クラスの親睦を深める目的の校外学習。どのクラスもさらに団結し,今後の学園祭準備などにつなげていってほしいです。

降誕会・開校記念日(5月21日) 2019年05月22日(水)10時14分

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 今日は宗祖降誕会。親鸞聖人のご生誕の日である。また本校の開校記念日でもある。高1は本山での行事となった。

 前回の仏参時、前田先生からお話があったように、龍谷総合学園の生徒が全国から参拝に訪れていた。いつもは平安だけで余裕のある御影堂だったが、びっしり人で埋まった。音楽法要の後、御門主様からご挨拶があった。お忙しいのにもかかわらず、色々な行事のたびに顔を合わせてくださる。有難いことだ。

 開校して143年。この間に多くのOB、OGが旅立っていき、各方面で活躍をしている。中には先の大戦に出征され、いのちを落とされたOBもいる。
 現在ではフェンシングの太田さん。野球の炭谷さん。メイクの辻さん。能楽師の河村さん…。報道でみるOB、OGは数えればきりがない。しかし報道で取り上げられる人ばかりが活躍しているのではない。見えないところで、黒子のように活躍している先輩が大多数である。

 君たちは将来「はたらく」ことになる。実存主義の立場の人で、「はたらく」とは「端(自分の周囲)を楽にすること」と言った人がいる。自分も、他人も、「生かされている」という自覚を持って日々過ごしたいものである。

5月15日仏参 2019年05月15日(水)18時59分

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 今日は宗祖降誕会の音楽法要で唄う「宗祖降誕会」の歌を学んだ。指導いただいた前田先生より「宗祖降誕会」の説明も受けた。
 
 「宗祖降誕会」とは親鸞聖人のお誕生日のこと。1年生が本校の代表で本山(西本願寺)へ参拝する。宗祖降誕会は本校だけでなく、龍谷総合学園の生徒が全国各地から参拝に訪れる宗教行事でもある。本山に近いだけに、つい私たちは「わざわざ本山まで…」という気持ちを持つ人もいるだろう。しかし北海道や九州から同じ年代の人が集まる行事は、まず他校では考えられない。「御縁」であろう。

 前田先生から「平安の代表としてしっかり行事に参加して欲しい」という言葉をいただいた。当日は今日学んだ歌を大きな声で唄いたいものである。