今日は選抜特進、一貫コースは年内最後のドラゴンゼミです。
週に3日間ドラゴンゼミがありますので、生徒たちは大変だったと思います。
冬休みもたくさん宿題があるとは思いますが、すこしゆっりして羽をのばしてもらえたらと思います。
今日は選抜特進、一貫コースは年内最後のドラゴンゼミです。
週に3日間ドラゴンゼミがありますので、生徒たちは大変だったと思います。
冬休みもたくさん宿題があるとは思いますが、すこしゆっりして羽をのばしてもらえたらと思います。
12月21日(水) 江本先生
仏参に入られる前に学年主任の村上先生から,「今年最後の仏参です。今一度命の大切さをしっかり考え,この冬の休暇期間を過ごしてほしい。」という旨のお話がありました。
本日の仏参は6組副担任の江本先生でした。苦手なものへ対応について話をされました。
「…今したいことは何ですか?」部活動や習い事など,多くの物事に対峙していると思います。その中で,いやなこと,なかなか上手く進まない事などがあると思います。私は現在,化学と生物の授業を担当していますが,高校時代には理系の科目よりも文系の科目に魅力を感じていました。しかし理系に進んだ私は,例えば,『原子』なにそれ?『化学反応』どうでもいい,という具合でした。でも,理系に来た以上,これではいけないと思いました。だから時間をかけて,例えば3日間も同じ問題に向かったこともありました。泣きながら勉強をしたこともありました。なぜ,勉強に時間がかかるのだろう?それは自分にはない考え方だからではないでしょうか。苦しくとも挑戦する時間が必要なのではないでしょうか。
大学時代はストリートダンスのサークルに入っていた。楽しい時間だった。素晴らしい技術を持った先輩達との時間。本当に生き生きとした時間があった。しかし楽しいことばかりではいけない。一年の計は元旦にありという。苦しくとも挑戦することで,自分の世界が広がる。高校時代とはそのようなものだと思う。
12月14日(水) 堀先生
本日の仏参は5組担任の堀先生でした。大学時代のアルバイトで,学んだことについて話をされました。
…今,君たち時代はアルバイトが禁止になっている。それはお金が入ることがうれしいだけでなく,アルバイト自体が楽しいので,今絶対必要な勉強がおろそかになってしまう可能性があるからだと考えている。しかし,私は大学生の夏休み冬休みなどに学費を稼ぐためにいくつものアルバイトをした。例えば「会場準備」,「マネキン配置」,「棚卸しの商品数確認」などは,大変しんどいと感じたものだ。これに対し,「測量」ではダムの建築のために,山奥に行った。そこでは宿泊をしながら専門の方々と時間を共にした。その中で草の刈り方,測定の方法を教えてもらった。これは数学の三角比で学習しているところ。「料理店」では皿洗いから始め,豪華な料理を配達することまで任された。「映画村」では,下鴨神社で映画のエキストラとして出演した。「解体作業」ではちょっと危ない肉体労働もあった。ここで共にはたらいた人の中には,重量物の持ち方を教えてくれる人がいたり,そのお金で海外へ行くという人がいたり,いろいろな人がいることに改めて気付かされた。このように楽しい有意義なバイトもたくさんあった。
「市場調査」では大型店の出店に際し,各家庭でのアンケートを実施するのである。各家庭に出向くわけだから,いい応答ばかりではなかった。さらに給料が約束の額よりも少なく,折衝をしなければならなかった。さらにまた帰り道では,雪道でクルマの調子が悪くなる。不安の中,沿道の民家に助けを求め,なんとか京都にたどり着いた。一連の物事を思い出しながら,雪の京都を見る。その美しさを忘れられない。
アルバイトは「お金儲けだけが目的ではない」と感じた。アルバイトを通じて人と出会い,接することで得られたことが大きい。
日常たくさんの人とふれあうことが,ひとを成長させてくれるのだと感じた。皆さんもこれからたくさんの人とふれあっていってください。
12月7日(水) 前田先生
本日の仏参は4組副担任の前田摩耶子先生でした。
私たちがなぜ英語の勉強をするのかについて話をされました。
…英語の好きな人はそれぞれ目的を持って勉強をしている。それに対し,苦手意識や嫌いと感じている人の中には,「英語をなぜ学ばないといけないのか」と考えている人も多いのではないかと思う。
母国語として,英語は世界で2番目に使われている言語である。
ちなみに一位は中国語で日本語は9番目である。しかし英語を外国語として学んでいる人も含めて考えると,英語は世界一の言語となる。
このことこそが,英語が世界共通言語として扱われる理由である。
外国語つまり異なる言語を学ぶことは,その文化を学ぶことだとも思う。例えば,英語で【can】は単にそれができるかどうかを聞いているが,日本語での【できる】はある程度の技術を持ってできることを意味している。つまり謙遜の文化がある。だから外国人が少しでもやったことがあれば,「できる」というのに対して,日本人は相当できる場合でないとなかなか「できる」とは言わないようである。
言語を学ぶことは単にその言語の読み書きができるとか以上にその文化を学び,それらの差異を知ることなのである。またそれぞれの
文化に上下はない。その差異を楽しむことに意味があるのである。外国での生活を経験したことで,多様な価値観を知ることができた。他者を理解し寛容することができた。以上が英語を学ぶということなのである。皆さんにも自分たちと違う考え方や,違う雰囲気を持った他者を理解し,寛容できるそんな人になってもらいたいと思います。
11月30日(水) 松田先生
本日の仏参は3組副担任の松田先生でした。「高校生が身につけるべき事」についてお話をされました。…昨年はこの機会がなかったので,久しぶりです。情報の授業で「プレゼンテーションのやり方」を教えていますが,不安や緊張という君たちの気持ちを今,実感しています。
君たち高校生が身につけるべきことは「自律」である。「自立」ではない。それは「他からの影響を受けずに,自分の信念を貫けるようにコントロールできるか」ということと言えるかも知れない。しかしこれが難しい。自分の思いとは異なる現象や言動で,気がそがれたり,気が変わったりすることは多いと思われる。
例えば「身だしなみ」について考えて欲しい。「規則をみずからの意思で守る」ということが自律である。「守らされている」となるのは,他からの影響を受けているに過ぎないのではないか。注意されて直す時点でもうそれは自律ではなくなっている。
また人から言われて『かちんとくること』ないですか。「なんや今の言い方は?」と言い返した時点で,自律ではなくなっているのですよ。
とはいえ,そういう私も高校時代,担任の先生から進路相談の
とき,「君はすぐ『かっかする』ところがあるが,そんな君が教師になれるかな?『メリーさんの羊』の歌でも歌って『少し間を取って対応する』のがよいのでは?」とアドバイスを受けたことがあります。このことは今でも,にこにこ笑いながら実践させてもらっている。
そして自らの意思で,積極的に物事に立ち向かうことで,さまざまな難局を乗り越えていけるのではないか。自らの姿勢が自律を創るのではないだろうか。
今日はSUTの第3回目でした。
勉強の成果を発揮できたでしょうか。
6時間目は自己採点の時間です。
解答が配布され、
今日のテストでどれくらい点数が採れたのか、
どこを間違えていたのかを反省し、
次のテストへとつなげていきましょう。
6時間目
下京年金事務所の方にお越し頂き、
年金についてお話いただきました。
お互いの世代を支えたり、またはもしものとき、
助けてくれるのが年金制度です。
みなさんが年金に対して、
少しでも意識付けてくれたら幸いです。
朝礼の時間を利用して、
プログレスコースの文理選択に関する説明会が行われました。
村上先生(学年部長)より、
龍大への推薦条件、各部学科の推薦条件について
田嶋先生(英語科)より、
PBAについて
池本先生(数学科)より、
理系の数学(理科)について
の説明がありました。
この説明会で聞いたことをふまえて、
自分自身の進路へ向かってがんばりしょう!!
11月16日(水) 濱田先生
本日の仏参は2組副担任ので,音楽科の濱田先生でした。子ども時代から大学時代にかけての自分の考え方について話をされました。
「…自慢話とはとらえないで欲しい。」と前置きをされながらも,「子ども時代,どのような事柄についてもできる子どもだった。」と切り出されました。しかし『器用貧乏』で,もう一歩のところで何事もトップにはとうてい届かなかった。中学校時代には「音楽の先生になれれば,好きな音楽に一日中接していられるからいいな。」と考えていた。しかし,一日8時間は練習をしなければならないと聞き,あまりの大変さに途中でそれを断念した。高校3年生時の担任の先生から『君はいったい何がしたいのか。音楽をあきらめたのか。』と聞かれた。…なぜこのようなことを言われたのか分からなかったが,この一言がきっかけで,音大への道を歩むことになった。大学では入学する学生全てが,素晴らしい実績を持つ人たちばかりであるが,その中で「やっぱり一番になりたい。」と考えた。大学の先生方から『上手い』との評価を得たことはあったが,オーディションなどの本番では結果が出なかった。それでも1日8時間~12時間近くの練習を繰り返した。4回生になって応援してくれる友人が現れた。ようやくあるオーディションを通過できた。これに不合格となった友人が私に伝えた言葉がある。『他の人に負けたのは悔しい。でも君に負けたのは納得できる。それは君が学内で一番練習しているから。』なぜこのようなことを言ってくれるのか?大学の友人に対する見方が変わった。敵としか見ていなかった人が実はそうではなく,みんな私のことを思ってくれていたのだ。周りの人に対して「信用したり信頼したりできるようになってから,ものごとが良い方向に向かっていったような気もする。」
・君たちに伝えたい…「夢を実現するための努力をすること。」「そのためにあきらめず,努力する力をも養うこと。」「そして友人を想うこと。」