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本日の仏参 2016年02月03日(水)11時00分

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本日の仏参は浄土真宗本願寺派布教使の 服部康信 先生でした。
先生は「壊れていく命」についてご自身の高校生のことをもとにお話しくださいました。
服部先生は、高校生の1年生から2年生へと学年が上がる春休みに、小学生以来の友人たちと、久しぶりに小学校でお世話になった担任の先生のもとへ遊びに行きました。その時間は今思い返しても心に残る楽しい時間だったそうです。しかし、その1週間後に突然、その先生の訃報を聞かされて、あまりの突然のことに驚きと共に悲しみがこみ上げてきました。先生が亡くなられた後は、勉強などが手につかなくなってしまいます。その後、友人の言葉がきっかけで、浄土真宗のお寺に行き、教えを聞きにいったことで、仏の教え、親鸞の教えに触れたそうです。
お話ししてくださったように、命というものはいつ終わるかわかりません。だからこそ、今日一日を精一杯生きていかなければなりません。命の行く末を受け止めてくれるのは、『南無阿彌陀佛』であり、普段、当たり前のように過ごしている日々の生活、その尊さを感じ、しっかりとその日一日を過ごさせていただきましょう。

体調管理に細心の注意を 2016年02月02日(火)14時41分

1月後半から急激に寒くなりました。各クラス、体調を崩す人が増え、最近ではインフルエンザも心配されます。当たり前のことですが、こまめに手洗いとうがいをして予防に努めましょう。自分では大丈夫と思っていても診断を受けたら感染していたというケースもあります。自分のためにも、周りの人たちのためにも、はやく医師の診察を受けるようにしてください。

本日の仏参 2016年01月27日(水)10時15分

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本日の講師は6組副担任国語科の松村祐貴子先生でした。
先生は「挨拶の大切さ」について大学時代に経験された小学校でのボランティア活動を通してお話しくださいました。
始めての経験の中でうまくいかないこともあり、思い悩んでいるときにされた「先生、さようなら」という明るい挨拶によって明日からもがんばっていこうと思えたそうです。
この話は挨拶という些細な言葉でも、人の心を動かす大きな力を持っているのだということを気づかせてくれました。
皆さんは「おはようございます」「こんにちは」「お願いします」「ありがとうございした」といった挨拶を毎日しっかりできているでしょうか。これを機会にもう一度考え、挨拶のできる平安生を目指してみましょう。

特進集会 2016年01月22日(金)17時00分

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本日の6限LHRの時間に、特進集会を礼拝堂にて行いました。

今回のテーマは『進路選択』について。
次週より、次年度以降の文理・選択科目の最終調査を行います。
その確認を9組担任の泉先生より詳しく話をして頂きました。

現在考えている進路選択は
●自分の目標に合っているか
●志望大学の受験科目を満たしているか
今一度確認してほしいと思います。

本日の仏参 2016年01月20日(水)17時00分

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本日の講師は、1年5組副担任・宗教科の寺村篤先生でした。
仏教の教えを、例え話を用いてわかりやすく話してくださいました。
その例え話は次のような内容です。
「ある荒野に一人の旅人の男がいました。その男をいきなり象が追いかけてきます。男は象に踏みつぶされないよう逃げていきます。逃げていると、大きな木があり、その木の根は、ある井戸に続いていました。井戸に水はなく、根も井戸の中へと続いていました。男は木の根にぶら下がり井戸の中に隠れ、象から逃げることに成功します。しかし、今度はその井戸の奥底で、竜が口を開けて、根にぶら下がったままの旅人が落ちてくるのを待ち構えていていました。さらに、ぶら下がっている根をねずみがかじりだして、すぐに逃げ出さなければならなくなります。しかし、そんな時、木の上の方に蜂の巣があり、そこからハチミツが何滴かしたたり落ち、男の口に入ります。そのハチミツはとても美味しく、男は自分の置かれた状況も忘れてハチミツに夢中になってしまいます。」
この例え話が伝えようとする真理は、「人間はつい自分の欲望のまま日々を送り、最も大切な『命』『生死(しょうじ)』のことを忘れてしまう」ということなのです。
 みなさんはこのお話を聞いてどのようにお感じになったでしょうか。この例え話のように、多くの人が自覚することなく同じような人生をたどっているのではないでしょうか。自分の人生や普段の生活を顧みる深い意味を持ったお話であったのではないでしょうか。

1月13日仏参 2016年01月13日(水)10時48分

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本日は新年最初の仏参がありました。

今回は15日(金)にある報恩講という宗教行事で歌う歌を音楽科の前田先生のご指導の下練習しました。

報恩講は親鸞聖人の御命日にちなんだ行事で、浄土真宗において最も重要な行事とされています。

今日の練習をもとに当日しっかり声を出して歌いましょうね。

身裝点検がありました 2016年01月13日(水)10時36分

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本日朝の登校時に新年最初の身裝点検を実施しました。

多くの人がいつもより少し早く登校し、点検を受けていました。

あじみそ運動の「み」にあたる身だしなみを整えることは、普段の生活をしっかりと過ごすための第一歩になります。

これを機会に冬休みまでの自分の生活をあらためてふりかえり、残りの期間よりよい生活が送れると良いですね。

明けましておめでとうございます 2016年01月12日(火)23時39分

 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 高校入学後、初めて迎えた新年。心新たに目を輝かせながら登校する生徒諸君の顔は、キラキラと輝いて見えます。新年が明けてすぐにSUT④が実施されたこともあり、お正月の間も課題や試験勉強をしていた人が多いようです。春には高校2年生。気持ちも新たに頑張っています。

年内最後の仏参 2015年12月16日(水)10時03分

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本日の講師は、3組副担任英語科の永原綾香先生でした。
先生ご自身の経験から「今すぐ行動することの大切さ」についてのお話でした。
先生は高校生の時に特に考えも持たずなんとなく受験をし、合格した大学に入学されます。しかしアルバイトで塾講師を経験され、英語の教員になりたいと考え再度大学受験をし、国公立大学の教育学部に入学されます。そこで他の学生から刺激も受け本当に英語の先生になりたいとより強く思われたそうです。
その後英語の勉強のためオーストラリアのメルボルンに留学されます。そこでの生活はイメージしていたものとは大きく違っていて、先生は何度も日本に帰りたいと思われたそうです。その中でも少しずつ楽しいと思えることを見つけていきホストファミリーの方々ともコミュニケーションをとれるようになっていったそうです。また留学中におきた東日本大震災の吹き替えられたニュースを見て違和感を覚え、ご自身が日本人であることを強く意識することができたそうです。
先生はこれらの経験がご自身にプラスに作用してきたからこそ、みなさんにも経験を積んで自分を高めていってほしいと締めくくられました。みなさんも何事にも前向きにチャレンジしようとする姿勢が持てるといいですね。

仏参 2015年12月09日(水)09時00分

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本日の講師は、1年2組副担任の山口敏郎先生でした。

山口先生は、本校での奉職42年目で今回が教員として最後の仏参の講話でした。

平安との出会いから当時の周辺や授業の風景をユニークにお話し頂きました。
優しい笑顔で話されている姿は、42年の長きに渡る時間を感慨深く思い出されていらっしゃるようでした。

好きな言葉を「実るほど頭を垂れる稲穂かな」だとおっしゃいました。成長していくものは、謙虚になるのだという意味です。
残る生徒や教職員の私たちに、平安の伝統を守りながらしっかりと成長するように、そして謙虚になるようにと訴えられている感じがしました。

この平安高校で学び、成長し、謙虚に新しい道を全員で進んでいきましょう。

本当に学びの多いお話でした。