本日の仏参では、1年9組担任の森口先生からお話をいただきました。
森口先生は、まず、豊富な言葉の中から適切な言葉を選べること、言葉にせずともその場の雰囲気に合った適切な対応をできることの大切さを説かれました。
そして、気にかかる言葉遣いとして、「めんどい」「だるい」「意味ないやん」を挙げられます。
まだ1年生、されど1年生。
文理選択の最終決定が、大きな決断の時が、迫ってきています。
その決断にむけて、「めんどい」「だるい」「意味ないやん」なんて後ろ向きで不適切な言葉、選ばないでくださいね。
将来を見据えた前向きな雰囲気に合った適切な対応を、言葉にせずとも、1人1人がしてくださいね。
また、続けて、森口先生は、高校での学びがある程度明確に答えの出るものなのに対し、大学以降の学びがそう簡単に答えの出ないものであるとおっしゃいます。
各科目における学びが、ある程度明確に答えの出るものということは、答えを出すためにすべきことも明確ということです。
やったらやっただけです。
期末考査まで、あっという間にあと3週間。
がんばろう。
一方で、大学以降の学びはそう簡単に答えの出ないものだというのは、確かにそうです。
さらにその先、社会人になってからも、そう簡単に答えの出ない問題に取り組んでいかなければなりません。
森口先生も、日々の仕事において、どうすれば担任をしているクラスのみんなが成長できるのか、どうすれば授業にいっているクラスのみんなの学力が伸びるのか、公式的解答なんてないなかで様々考えを巡らしていることを、赤裸々に語ってくださいました。
ただ、恐れることはありません。
例えば、総合的な探究の時間において、その訓練を積んでいるのだから。
広くアンテナをはって、考えて考えて、一発で満点回答はできなくても、今よりは少しでも良くなるように、そして再考へ。
興味津々、粘り強く考え抜く、そんな姿勢も、一緒につくっていきましょう。