本日講堂にて2学期終業式が行われました。
既に登校期間を終了した高3生を除く全ての学年が一堂に会し,
久しぶりに全員の歌声が講堂に響きました。
校長先生より,2022年を振り返ってお話がありました。
今年も世の中には様々なできごとがありました。本校でも,よいことがあった一方で,残念なできごとが少なからずありました。
本校の,ごく一部の生徒とは思われますが,他者を傷つけたり,迷惑をかけたり,過ちを素直に認められなかったり…という事実がありました。
他者を思いやる心の余裕がなくなってしまいそうな時代だからこそ,平安生の皆さんには一層本校の教えを大切にしてほしいと思います。
締めくくりに,本校に届いた一通の手紙の内容が紹介されました。
小学生の息子さんと公園に遊びに行った際,平安生の皆さんが声をかけてきてバスケットボールで一緒に遊んでくれたこと,普段なかなかお友達と遊べないので,その心遣いが嬉しかったことなどをお書き下さったそうです。この話を聞いた私たちまで本当に嬉しくなりました。
こうした小さなふるまいの一つ一つが,社会を確実に良くしていくのだろうと思います。
2時間目は,教室に戻り大掃除を行いました。
寒くなり,水仕事などは決してやりたくないこの頃ですが,様子を見に行くとびっくりしました。
生徒たちは「先生,雑巾もっとないですか」「もっと丁寧にやろうよ」と元気な声をあげて,楽しそうに教室を綺麗にしていました。
サッカーワールドカップでは,日本の人達の掃除が世界から注目を集めました。世界の大舞台だからそうしていたのではなく,こうした普段の生活でも見られる当たり前のことなんですよね。
当たり前のことを当たり前にできる皆さんは素晴らしいと思います。
来年が皆さんにとってよい年になるよう切に願っています。冬休み,体調に気を付けて英気を養ってください。