今朝の仏参は、3組副担任(社会科)の池山先生のお話でした。
池山先生は、高校に入学したときに大きな問題にぶつかりました。その大きな問題というのが「部活選び」で、悩んだ末にクラスの友人の誘いで軽音学部へ入部。軽音学部とは、バンドを組んで楽器を演奏し、定期的にライブなどをする部活です。もともと音楽には興味がなかった池山先生でしたが、友人の勧めもあり、いろいろなCDを借りて聴いたそうです。入部して1ヶ月が経ったころ、池山先生はCDショップで1枚のメタルバンドのCDに出合われました。それは今まで聞いたことのない衝撃的な曲だったとのこと。そのことがきっかけとなり、ギターを弾きながら音楽漬けの3年間を過ごされました。
池山先生が生徒たちに一番伝えたかったことは、
高校生活3年間は、自分の経験したことのない新しいものとの出会いの場所であるということです。すでにさまざまなものに出会っていると思います。これからもそういうものを見つけていってほしい。たとえば、普段の授業のなかのなんとなく気になった単語だったり、本屋さんで何気なく手にとった本だったり。今まで出会ったことのないような新しい世界へのきっかけを是非みつけてほしい。」
ということです。
生徒たちが高校生活の間に、池山先生のような大きい出会いがあることを望むばかりです。