本日の証明書用写真撮影で、私は君たちの瞳の輝きを見つけました。だから、その翌日はもっと輝いた瞳の君たちに出会えると思い、学校に来るのが楽しみになりました。私は、瞳の輝きは今日よりも明日、明日よりも明後日というように増していくものと思っています。君たちのような若者であるならば、いっそうそう信じます。なぜなら、瞳の輝きは生きている証であり、心の輝きだからです。人としての成長の証でもあるからです。
おそらく、君たちが瞳を輝かせることができたのは、それにふさわしい環境があったからでしょうね。君たちの心は、家庭、友だち、学校、地域、それらが持っているそれぞれの豊かな成分の土に蒔かれていたのでしょう。そして、そこから芽を出し育った君たちだから、心が輝いたのでしょうね。
私はいつも「私が今日まで生きてこられたということは、周りに私を育ててくれた多くの人たちがいる」と思っています。