本日の仏参は歌唱指導最終日。毎朝のホームルーム仏参で聴き慣れている「さんだんのうた」、はじめてうたう「恩徳讃」、講堂内に響く声量に差はありましたが、回を重ねるにつれ講堂内に響くようになることを願っています。次週からの仏参に備え、開式のことばから仏参形式を通しましたが、この仏参では一人ひとりが自分を見つめるひとときとしてもらいたいものですね。
わたしたちはこうして毎日龍谷平安に集まって、顔を合わせている。京都で生まれた者ももちろんいれば、大阪で、滋賀で、奈良で、その他さまざまな土地で生まれて、そしてこうして平安に集まってきています。全国にはたくさんの高等学校があるのにこの平安に、世界には78億の人間が住んでいるのにこのわたしたちが、こうして集まってきているのです。互いに顔を合わせるために、出会いをするために……。思えば不思議な縁といわなければならない。時々こうして全員集まって、わたしたちの仲間を確かめ、連帯感を強め、友情を深めたいものです。