今日は5組、8組副担任の大西先生からお話をうかがった。
「人生を楽しめ!」
わずか22年しか生きていない私が、「人生を楽しめ!」というお話をすることが良いことかどうかはわかりません。しかしみなさんにはしっかりと理解して欲しいのです。
私は、「人生」とは「日々の生活の積み重ね」だと考えています。みなさんは理解できているでしょうか? 日々の生活は時間によって刻まれているわけですから、平安の3つの大切である「時間を大切に」ということは、しっかりと実践をしていって欲しいと考えています。
私は次の3つのことが大切だと考えています。
1つ目は「何か熱中できるものがある」ことです。
私は中学校の時代からバトミントンをやっていました。正直うまくはなかったのです。でも熱中をして高校でも取り組み、大学でもバトミントンのサークルへ入りました。監督さんやチームメイトにも恵まれ、大きな大会へも参加でき入賞をしました。大学を卒業した今でも、大切な人たちだと思っていますし、交流も続いています。本当に良い人に恵まれたと感じています。
2つ目は「常に学び続ける」ことです。
みなさんも得意な科目、不得意な科目があるでしょう。「もう良いわ…」と後ろ向きになると、そこで伸びていかなくなります。たとえ不得意教科であったとしても、努力すれば、それに応じた結果が得られます。何もしないであれば結果は得られません。当たり前のことです。このことは、「学校」というところだけでなく、社会人になれば自分の職場でやっていかなくてはなりません。
3つ目は「周りの人を大切にする」ということです。
私たちは1人では生きていけません。家族、親友、クラスメイト、教員…。沢山の人が私たちの周りで生活をしておられます。でもこのような身近な人たちばかりではありません。通学途上のバスの運転手さん、お客さん、道路ですれ違う人たちのことです。人間は社会とつながって生活をしています。周囲に迷惑をかけないように生活をしていきましょう。
さて、みなさんは何を感じたのだろう。大西先生のお話になった「何か熱中できるものがある」「常に学び続ける」「周りの人を大切にする」。入学当初はみなさんが大切にしていたはずだ。その思いを今でも持っているだろうか? 今年の仏参は今日で終わった。この大西先生の言葉を振り返ってみないか。じっくり考えて欲しい。