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2016年度後期終業式 2017年03月10日(金)16時03分

4月7日の入学式から早1年・・今日は後期の終業式が行われました。
 校長先生から、創立140周年にあたるこの1年に取り組んできた、さまざまなことを振り返ってお話をいただきました。また、ご門主様の著書の一節を取り上げて、AI(人工知能)の時代が到来するこれからだからこそ、人(ひと)としての心が大切になるのだ、とお話をいただきました。
 続いて、今年度、特筆すべき戦績、成果を残したクラブとそのメンバーに対して、平安会賞が授与されました。なかでも、日本代表として出場した、アメリカでの世界大会で見事5位に入賞したチアダンス部の活躍に、全校生徒から大きな拍手が送られました。
 その後、生徒会各委員会の委員長から、今年度の取り組みについての報告が行われました。各委員会とも活発に活動した一年であったことが伝わってきました。
 最後に、この春、全国選抜大会に出場するクラブの激励会が行われました。全国大会、全国選抜大会に出場する卓球(男女)・ゴルフ・剣道・柔道・フェンシング(男女)・チアダンスの各主将から大舞台に向けての決意と意気込みが語られました。それに応えて、生徒会長の向山くんから激励の言葉が、そして、全校生徒から応援の盛大な拍手が送られました。全国での活躍を期待したいと思います。
 2016年度最後の一日、いい一日でした。そして、いろいろあったと思いますが、2016年度、いい一年であったと思います。2017年度がまたいい一年でありますように。

ドラゴンゼミ 2017年02月27日(月)17時14分

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今日は後期考査前、最後のドラゴンゼミです。


生徒たちはみんな集中して受けることができているようです。

いよいよ木曜日からは後期考査が始まりますので、勉強も頑張ってもらいたいですが、体調管理にも気をつけてもらいたいです。

年度末 2017年02月25日(土)11時38分

早いもので、気が付けば高校1年生もあと数週間で終わりです。

平常授業はあと2日間、そしてその後には1年の締め括りである後期考査が行われます。

後期考査終了後には、追試等は一切なく、高校1年生の成績が出ます。この成績は、どのコースに所属していても、大学進学のために大切な資料となります。受験直前になって「あの時もっと勉強していればよかったなぁ」と後悔しないように、今精一杯頑張りましょう。

週末は基本的に教室への立ち入りはできませんので、週末に必要な勉強道具は忘れずに持って帰りましょう。

保育園児さんとの交流授業 2017年02月23日(木)11時27分

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本日はお近くの保育園児さん38名が来校して下さって、選抜特進の生徒と交流授業を行いました。

幼い幼児をお世話することで大人に近い存在であることを自覚しつつ、今まで育てられてきた、いただいた命、守られてきた命を実感できたひとときでしたね。

生徒達が自作したカードは幼児さんにぴったりのサイズでした。

仏参風景「大竹 章和さん」 2017年02月22日(水)11時30分

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2月22日(水) 大竹 章和さん(西本願寺)
 本日の仏参は西本願寺から来られた大竹さんでした。ご自身の高校時代の思い出と阿弥陀様の存在について話をされました。
…高校時代はラグビーで有名な啓光学園に通学し,野球部に入っていました。「毎朝が苦痛だったことを思い出す。」とのこと。
授業は毎日8時限目まであり,それから野球の練習を行い,帰宅は22~23時頃だったと思う。野球部の監督は厳しく,怖い存在であった。
「レギュラーになりたい,試合に出たい。」という思いを持って,練習に参加していた。しかし,それはかなわず,後輩が試合に出るようにすらなっていった。こうなると特に一人になったときには「しんどい」,「なぜ認めてくれない」,「…」との重苦しい気分になっていった。悩みとはこのようなものではないかと考える。
皆様のような高校生なら,具体的には進路,部活,友人関係などの悩みが多いのでは?そして多くの人は,その悩みを人に相談できないものではないかと思う。そしてその悩みは,学校の試験のように模範解答がないものでもある。だから厄介だ。
ところが阿弥陀様がこのような悩みを持っている者に,いつも寄り添っておられるということを知った。阿弥陀様とは悩んでいる自分と共に在り,想っていただいている存在なのである。もし自分が高校時代に阿弥陀様の存在を知ることができていれば,このような苦しみもなく,もっと平穏に生きられただろうと思う。今一度,「阿弥陀様の存在とは何か」ということを考えてみてください。

最後に学年主任の村上先生は「今年度の仏参をこれでしめくくりたいと思います。」と結ばれました。

仏参風景「鈴木先生」 2017年02月15日(水)10時59分

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 本日の仏参は9組副担任の鈴木先生でした。
「頑張るとは何か」という意味について話をされました。
まず,はじめに「一年間で緊張をするときは2回ある。それはこの仏参のひとときと胃の検査のための胃カメラを飲むとき」といって,和ませて下さいました。
さて,私は生物の教師ですが,本当は車好きだった私は,工学部へ行くつもりでした。しかし,高校時代理科は好きだったけど,物理などはどちらかというと苦手でした。そんな中,影響を与えてくれた先生が,なんと奇しくも私と同じ名前の鈴木先生でした。化学を教えてくださった先生です。黒板にぎっしりと実験器具の名前を書き,化学反応はすべて色で覚えさせるというすごい先生でした。そんな影響もあってか,「化学がやりたい」という思いを持ち,その方面の大学を目指した。しかし,うまくいくことばかりでもなく,浪人経験を経て生物と化学が両方できる学科のある大学へ入りました。
 大学では食品科学の研究などにも興味がありましたが,専門的には非常に人気の高い生物学の研究室を選びました。そこへ入るときも定員数が決まっているので,誰かが折れなければそこに入れません。「ぼくは生物学がやりたいんや。」この熱意が最終的にみんなにも通じて,その研究室に入ることができました。しかし入った研究室にはものすごく厳しい先輩と先生がおられて,「生物学とは一体どんなものか」を教えて下さいました。今になってもまだまだ「なるほど生物とはこういうものかと,わかり,実感できることもある」ということでした。
このように思いがあっても困難があり,すぐにうまくいくことばかりではないのですが,「やるべきことを続ける」とか「思いを貫く」とかそういう頑張りがないと夢が実現できないのだというお話でした。皆さんも紆余曲折を経てやりたいことを見つけ,それを実現していって下さい。

涅槃会 2017年02月09日(木)15時27分

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本日は涅槃会がありました。涅槃会とは、80歳でこの世を去られたお釈迦さまを偲び、またお釈迦さまの説かれた教えに耳を傾ける行事です。本日は、ご講師として、浄土真宗本願寺派布教使の利國 敦之先生にお越しいただきました。

私たちは一般に「涅槃」と聞くと、お釈迦さまが亡くなられたとだけ思いがちですが、「涅槃」とは単に死を意味するものではありません。釈迦族の王子としてお生まれになったお釈迦さまは、人間の苦しみの原因は何かを見つけるため修行に出られ、苦しみは外にあるのではなく、「自分の内にある」と悟りを開かれます。しかし、その煩悩を退け、苦しみのない生活を送っても、それは精神の苦しみが取り除かれただけで、肉体の苦しみは残るということに他なりません。「涅槃」というのは、その肉体の苦しみからも解放された悟りの境地でもあるのです。チュンダが出してくれた食事が原因で体調を崩し、最期の時を迎えたお釈迦さまは、「自分は悟りの境地に行くのだから、チュンダを責めないで欲しい、恨まないで欲しい」と弟子に言い遺されます。そして悲しむ弟子たちに、「生あるもの、形あるもの、存在するものは全て崩される。自分もその例外ではない。しかし、自分亡き後も、今まで説いてきた教えを拠りどころとして欲しい。自分の教えは自分そのものである。」ともおっしゃいました。

利國先生は幼い頃にお父様をご病気で亡くされました。まだ幼かった利國先生は、ご生前のお父様に向かって「いつよくなるの?」とよく聞かれていたそうです。すると、息子を心配させまいと笑顔で「いつかよくなるよ。」と答えられていたそうですが、ある日、「もう治らないかもしれない。」とおっしゃったそうです。利國先生はその言葉を聞いて不安に思われたそうですが、同時に、「万が一治らなくても、南無阿弥陀仏の仏様となって一緒にいるよ。」とも言われたそうです。南無阿弥陀仏の仏様とは、みんなを助けたいと願っている仏様であり、こちらから助けて欲しいとお願いしなくても、すでに私たちを助けてくださっている仏様です。利國先生は、このお父様の言葉を心に留め、お父様が亡くなられた後も、「死んでいなくなった。もう二度と会えない。」と悲しみに暮れるのではなく、「南無阿弥陀仏」と唱えると、お父様と一緒にいられると感じられたそうです。

お釈迦さまも利國先生のお父様も、「自分が死んで肉体がなくなっても、自分の教えはなくならない。自分はいつも皆の心の中に生き続ける。」と教えて下さったのではないでしょうか。私たちはそのような方のみ教えを通して、その方たちに出会わせて頂いています。本日の涅槃会は、約2500年の時を経て、お釈迦さまとお釈迦さまのみ教えに出会わせて頂く機会でした。みなさんも、お釈迦さまのみ教えに感謝するとともに、身近にいる大切な人の大切な思いにも出会い、それを心の拠りどころとしてください。

仏参風景「中村先生」 2017年02月08日(水)10時39分

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2月8日(水) 中村先生
 本日の仏参は8組副担任の中村先生でした。
継続することの意味について話をされました。…今週末には高校入試がある。皆さんも必死で頑張っていた記憶があると思う。この1年間に多くの出来事があり,皆さんは勉強や部活動を続けてきたと思う。そんな中で皆さんは微妙に変化をしてきていないだろうか。
私の高校時代,ちょうどこの時期の模試で自分の中で一番の成績を記録した記憶がある。そのことで自信を持ったのはよいのだが,微妙な気の緩みが生まれてしまっていた。遊ぶ時間が増え,興味関心事に変化が生じたのだろう。このような自分の気の緩みに気付いたのは,かなりの時間が過ぎた頃だった。
ある映画のワンシーンに興味深いことがあった。【主人公が毎朝,街角の同じ場所で写真を撮り続け,14年間で5000枚もの写真になった。それを見る友人。最初は関心を持ちながら,・・・でも途中からは「なんだ。ほとんど同じ出勤風景だ。」と一気に見てしまう。その様子から主人公は『じっくりと見て欲しい』と告げる。実はある写真の被写体になる人物の存在と生死がそこにリンクしている。】
私たちはある範囲,限られた時間ならしんどいことでも続けられる。しかし,『どこまでも』と言われると,さて・・・自信がなくなる。
先の見えない中で続ける,頑張り続けるということは,そこでも続ける事になる。よほどの信念がないと続けられないと思う。世は無常であるという。はかなさを感じるという。そのような世の中に,私たちは生きているのである。
実は,先ほどの映画の中での定点を捕らえた写真は毎日の出勤途中のものだが,実はそこには事故で亡くなる前の最愛の妻がたまたま写っていたのだという。変わりのない一連の写真の中に,意味のある写真があったのだ。
先の見えない中での頑張りを続けるとそこに意味が見えてくるのかも知れない。

感染症流行 2017年02月04日(土)19時07分

最近、インフルエンザや感染性胃腸炎などが流行っています。クラスによっては学級閉鎖をしているところもあります。

現在はSUT補講や後期考査に向けての大事な時期です。また、今年度も終盤に差しかかり、今のクラスメートと過ごせる時間も残り少なくなっています。一日でも多く学校に来られるように、また病気で辛い思いをしなくても済むように、手洗い・うがい、教室換気など、予防をしっかりしましょう。

仏参風景「上本 周作さん」 2017年02月01日(水)11時18分

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2月1日(水) 上本 周作さん(本願寺)
 本日の仏参は西本願寺から来られた上本さんでした。北海道の
ご出身で「おかげさま」と思える気持ちの大切さを話されました。
…私は3年前,大失恋をしました。年齢的に結婚を考えていただけに,ずたずたに心が引き裂かれるような思いをしました。とんでもなく落ち込んでいましたが,周りのひと,先輩や後輩が声を掛けてくれて,立ち直ることができました。そのきっかけになったのがフットサルというスポーツでした。ある日,練習を終えて帰ろうとしたときに,後輩の車がぶつけられていました。これがきっかけになったのです。クルマをぶつけた人の友人が私の妻となったのです。「こんな不思議な出会いがあるものか」と考えずにはいられません。
(・・・生徒達はそのいきさつを聞きたかったようですが時間の都合がありますので,詳細は省略されました。・・・)
今,君たちは高校1年生。入学後に多くの方に出会ったと思います。そしてこの時間は「南無阿弥陀仏」との出会いなのです。
一日…朝起きるとき,朝食のとき,電車やバスに乗ってくるとき,学校で,いろいろな場面で多くの出会いがあるのですが,それになかなか気づけないのです。しかしその出会いに気づかせてくださるのが阿弥陀様であり,そのお言葉が「南無阿弥陀仏」なのです。当たり前ではなく,おかげさまという気持ちを持って欲しいと思います。
本日の皆さんとの出会いに感謝したいと思います。
と締めくくられました。
(なお,出会いの話しの際には,生徒達から思わずご結婚を祝福する拍手がわき起こりました。)
そのことを受けて,最後に学年主任の村上先生が,「上本さんのご結婚を生徒達みんなとともに祝福できてよかったと思います。」
と述べられました。