12月21日(水) 江本先生
仏参に入られる前に学年主任の村上先生から,「今年最後の仏参です。今一度命の大切さをしっかり考え,この冬の休暇期間を過ごしてほしい。」という旨のお話がありました。
本日の仏参は6組副担任の江本先生でした。苦手なものへ対応について話をされました。
「…今したいことは何ですか?」部活動や習い事など,多くの物事に対峙していると思います。その中で,いやなこと,なかなか上手く進まない事などがあると思います。私は現在,化学と生物の授業を担当していますが,高校時代には理系の科目よりも文系の科目に魅力を感じていました。しかし理系に進んだ私は,例えば,『原子』なにそれ?『化学反応』どうでもいい,という具合でした。でも,理系に来た以上,これではいけないと思いました。だから時間をかけて,例えば3日間も同じ問題に向かったこともありました。泣きながら勉強をしたこともありました。なぜ,勉強に時間がかかるのだろう?それは自分にはない考え方だからではないでしょうか。苦しくとも挑戦する時間が必要なのではないでしょうか。
大学時代はストリートダンスのサークルに入っていた。楽しい時間だった。素晴らしい技術を持った先輩達との時間。本当に生き生きとした時間があった。しかし楽しいことばかりではいけない。一年の計は元旦にありという。苦しくとも挑戦することで,自分の世界が広がる。高校時代とはそのようなものだと思う。