HEIAN BLOG 高1学年 BLOG

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本日の仏参 2016年01月20日(水)17時00分

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本日の講師は、1年5組副担任・宗教科の寺村篤先生でした。
仏教の教えを、例え話を用いてわかりやすく話してくださいました。
その例え話は次のような内容です。
「ある荒野に一人の旅人の男がいました。その男をいきなり象が追いかけてきます。男は象に踏みつぶされないよう逃げていきます。逃げていると、大きな木があり、その木の根は、ある井戸に続いていました。井戸に水はなく、根も井戸の中へと続いていました。男は木の根にぶら下がり井戸の中に隠れ、象から逃げることに成功します。しかし、今度はその井戸の奥底で、竜が口を開けて、根にぶら下がったままの旅人が落ちてくるのを待ち構えていていました。さらに、ぶら下がっている根をねずみがかじりだして、すぐに逃げ出さなければならなくなります。しかし、そんな時、木の上の方に蜂の巣があり、そこからハチミツが何滴かしたたり落ち、男の口に入ります。そのハチミツはとても美味しく、男は自分の置かれた状況も忘れてハチミツに夢中になってしまいます。」
この例え話が伝えようとする真理は、「人間はつい自分の欲望のまま日々を送り、最も大切な『命』『生死(しょうじ)』のことを忘れてしまう」ということなのです。
 みなさんはこのお話を聞いてどのようにお感じになったでしょうか。この例え話のように、多くの人が自覚することなく同じような人生をたどっているのではないでしょうか。自分の人生や普段の生活を顧みる深い意味を持ったお話であったのではないでしょうか。

報恩講での学び 2016年01月15日(金)13時57分

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本日は報恩講が行われました。

法話は牧野光博先生でした。
先生はまず、仏教は死後お世話になる宗教ではなく、今生きている者のためにあるのだとおっしゃいました。
そのような仏教の教えは「聴く宗教」であるということでした。
「聴く」とは仏の教えをただひたすらに聴かせていただき、それにより仏様の世界を知るということです。しかし、仏様の世界を知ることはとても難しいことです。では自分の知らない世界を知るためにはどうしたらよいのでしょうか。先生はTV番組や落語などの話を例に挙げながら、自分の知らない世界を知るためにはその世界を知っている人、つまり多くの知識や経験を持っている人、仏教で言うならばお釈迦様や親鸞聖人の教えを聴く必要があるということをわかりやすく説明してくださいました。
先生は、自分の見るもの、考えることのみが正しいと思い込むのではなく、色々な人の話を聴き、それによりその世界を知らなかった自分に気づくことで自分の世界を広げていってほしいとおっしゃっていました。
皆さんも人の話をしっかりと聴く姿勢というものを今一度見直し、多くの物事を吸収できる人を目指しましょう。

留学生がやってきた! 2016年01月15日(金)13時52分

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3人の留学生がハワイのPBAからやってきました。
ケーラ・アリソン・シェルビーです。
高校1年のクラスに入って勉強をはじめました。
約1ヶ月の予定です。
多くのことをお互いに学び合いましょう!

1月13日仏参 2016年01月13日(水)10時48分

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本日は新年最初の仏参がありました。

今回は15日(金)にある報恩講という宗教行事で歌う歌を音楽科の前田先生のご指導の下練習しました。

報恩講は親鸞聖人の御命日にちなんだ行事で、浄土真宗において最も重要な行事とされています。

今日の練習をもとに当日しっかり声を出して歌いましょうね。

身裝点検がありました 2016年01月13日(水)10時36分

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本日朝の登校時に新年最初の身裝点検を実施しました。

多くの人がいつもより少し早く登校し、点検を受けていました。

あじみそ運動の「み」にあたる身だしなみを整えることは、普段の生活をしっかりと過ごすための第一歩になります。

これを機会に冬休みまでの自分の生活をあらためてふりかえり、残りの期間よりよい生活が送れると良いですね。

明けましておめでとうございます 2016年01月12日(火)23時39分

 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 高校入学後、初めて迎えた新年。心新たに目を輝かせながら登校する生徒諸君の顔は、キラキラと輝いて見えます。新年が明けてすぐにSUT④が実施されたこともあり、お正月の間も課題や試験勉強をしていた人が多いようです。春には高校2年生。気持ちも新たに頑張っています。

年内最後の仏参 2015年12月16日(水)10時03分

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本日の講師は、3組副担任英語科の永原綾香先生でした。
先生ご自身の経験から「今すぐ行動することの大切さ」についてのお話でした。
先生は高校生の時に特に考えも持たずなんとなく受験をし、合格した大学に入学されます。しかしアルバイトで塾講師を経験され、英語の教員になりたいと考え再度大学受験をし、国公立大学の教育学部に入学されます。そこで他の学生から刺激も受け本当に英語の先生になりたいとより強く思われたそうです。
その後英語の勉強のためオーストラリアのメルボルンに留学されます。そこでの生活はイメージしていたものとは大きく違っていて、先生は何度も日本に帰りたいと思われたそうです。その中でも少しずつ楽しいと思えることを見つけていきホストファミリーの方々ともコミュニケーションをとれるようになっていったそうです。また留学中におきた東日本大震災の吹き替えられたニュースを見て違和感を覚え、ご自身が日本人であることを強く意識することができたそうです。
先生はこれらの経験がご自身にプラスに作用してきたからこそ、みなさんにも経験を積んで自分を高めていってほしいと締めくくられました。みなさんも何事にも前向きにチャレンジしようとする姿勢が持てるといいですね。

SUT補講が実施されています 2015年12月10日(木)15時01分

プログレスコースでは、SUT補講が実施されています。試験は受験したあとが大切です。理解できていない箇所がせっかく明確になったのですから、その時にすぐフォローしておくことが大切なのです。補講までには課題が課されています。補講課題にしっかり取り組んでいる人は再試験を実施されても、高得点で合格しています。積み残しをつくらないようにするためのシステムがSUTシステムなのです。

仏参 2015年12月09日(水)09時00分

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本日の講師は、1年2組副担任の山口敏郎先生でした。

山口先生は、本校での奉職42年目で今回が教員として最後の仏参の講話でした。

平安との出会いから当時の周辺や授業の風景をユニークにお話し頂きました。
優しい笑顔で話されている姿は、42年の長きに渡る時間を感慨深く思い出されていらっしゃるようでした。

好きな言葉を「実るほど頭を垂れる稲穂かな」だとおっしゃいました。成長していくものは、謙虚になるのだという意味です。
残る生徒や教職員の私たちに、平安の伝統を守りながらしっかりと成長するように、そして謙虚になるようにと訴えられている感じがしました。

この平安高校で学び、成長し、謙虚に新しい道を全員で進んでいきましょう。

本当に学びの多いお話でした。

成道会 2015年12月08日(火)14時00分

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本日の4限目には成道会がありました。

成道会とはゴータマ・シッダッタ(釈尊)が真実に目覚められたことを祝い、また改めて釈尊の教えに触れる行事です。今日でも成道会は仏教関係高学校をはじめ広く執り行われています。

 本日のご法話は、浄土真宗本願寺派布教使の 宮部哲雄 先生がしてくださいました。お話を聞いてみなさんはどのようなことを感じたでしょうか。自分自身の中で感じたこと考えたことを、思いの冷めないうちにしっかりと書き記しておきましょう。