本日の仏参は、11組12組副担任、国語科の松田清吉郎先生のご講話でした。松田先生は3年前には学年部長としてコロナ禍のもと、2年生を何とか研修旅行に引率されたそうです。その学年は入学式を挙行できなかった学年で、松田先生は入学後に何度もメッセージを発信されたそうです。今日はそのメッセージのひとつを読み上げて下さいました。
幸せを求めて生きている私たち。その幸せ・不幸せは何によって決まるのでしょうか?それを決める法則を一言で示されたのが「自業自得」。良い結果も悪い結果も、自分の行いが生み出したもの、という事が本来の意味だそうです。運命は誰かが決めたり、与えたりしたものではなく、自分自身が作っていくもの、ということです。もうひとつ「因果応報」という言葉も、運命がどのように決まるのかを教える言葉だそうです。「まいたタネに応じた結果が現れる」という意味です。そのタネの実がなるまでの時間はいろいろですが、必ず実を結びます。努力や学習の成果が現れるまで、粘り強くコツコツと続けていくことが大切です。
コツコツとタネまきをしても結果として現れない時は、まだ「因縁」のうちの縁が来ていない、つまり環境やきっかけがそろっていないということです。縁がそろうまで焦らず、コツコツと続けましょう。遅咲きと早咲きの違いはあっても、まいたタネは必ず芽生えます。
一生懸命頑張ってきたことは、その人に必ずタネとなって蓄えられています。焦らず慌てず、花を咲かせる暖かい日差しを待てばいいのです。
このように皆さんにエールを送っていただきました。ついついすぐに結果を求めてしまいがちですが、粘り強くコツコツと続けていくこと。勉強や部活、その他たくさんの場面で心に留めておきたいことばです。