報恩講は、浄土真宗の宗祖親鸞聖人がお亡くなりになった日を機縁に、聖人のご遺徳をしのぶ行事です。
今日の講師は、真宗大谷派住職の瓜生先生です。
先生は、ご自身の大学時代の体験から、自分で信じて行動していると思っていることも、実は自分の考えではなく周囲の声や雰囲気に左右されてそうなっているのでは? という視点をもってほしいとお話しになりました。
例えば、周りの人がもっているものをすごく欲しく思って、いざそれを手に入れてみるとあまり使わなかったり、すぐ飽きてしまったりするのはよくあることです。
自分の気持ちは自分が一番よく分かっているようでも、実は自分がいちばん分かっていないのかもしれませんね。
そういうことを考えさせられるお話しでした。