HEIAN BLOG 高2学年 BLOG

記事一覧

仏参 2015年12月15日(火)08時45分

今日の仏参は
堀先生のお話でした。

ファイル 594-1.jpg

今日は幼い頃の体験、
命の話についてお話させて頂こうと思います。
小学校の頃、神戸に住んでいました。

当時は自然が残っていて、
落ち葉を拾って焼きいもをしたりしていました。
よく家の裏山で遊んでいて、セミも取ったりしていました。
袋にいれていたのですが、
ちょっとした拍子に死んでしまうセミもいました、
ぞっとしました。
原っぱでキャッチボールをしていたときに
誤ってバッタを踏んでしまいました、
ぞっとしました。
ボールがやぶに入ってしまいとりにいくと
カマキリの卵から小さな命が生まれていました、
ぞっとしました。
鈴虫がいて冬前に死んでいました、
どうやらメスがオスを食べてしまっているようでした、
ぞっとしました。

身の周りに生命があふれていました。
ぞっとするのは怖いからでしょうか、分からないからでしょうか。
いかつい人から声をかけられたら怖いでしょう、
それは何をされるか分からないからです。
そのいかつい人が友人だったら怖くないでしょう、
それは友人だと分かっているからです。

この前、教室にハエが1匹入り込んできました。
すごく怖がっている生徒もいて、
人によって怖いものは様々でしょう。

怖いのはなぜでしょうか。
分からないから怖いのでしょうか。
動物や人間が死んだらどうなるのか分からないから
怖いのでしょうか。

話をもどして、ハチがバットに当たってしまい、
打ち落とされてしまいました、残念でした。
セミを家の中に放してしまったら母がパニック、
セミの寿命は短く、すぐに死んでしまいました、残念でした。
家の近くの釣堀で魚を釣るのが苦手で釣竿で魚をつついてしまい、
死んでしまいました、もう少し生きてくれていたら。
市場で買ったひよこを飼っていたらすぐに死んでしまいました、
残念でした。

色々な命を見て、大切さを学びました。
死んだら残念と思うのは、もう遊べないからなのかもしれません。
もう少し一緒にいたいから、教えてほしいから。
時間の大切さでもあると思います。

怖いと残念、この2つは克服できるのでしょうか。
とても難しいことですが、
無くす為には友達を大切にして
家の人と共に時間を過ごすことが大切でしょう。

みなさんと一緒に命の勉強を続けていきたいと思います。