本日の講師は、燧土勝徳校長先生でした。
建学の精神とは、「浄土真宗の教え」である。
校長先生は、そのことを考えるために、
三つの大切の中の「いのち」のお話をされました。
「多くの人々は、三毒『貪欲(とんよく=欲)・
瞋恚(しんに=怒り)・愚痴(ぐち=嫉妬や嫉み)』
を持っています。
つまり、これは『迷いの世界』なのです。
これを『悟りの世界』へと転換するには、
阿弥陀様に請願するしかありません」
と述べられ、
野口雨情の『しゃぼん玉』の歌詞から
この歌は、我が子を失った悲しみをつづった歌だと
『平安の願い三つび大切-建学の精神-』
(p16-17参照,4月配布済)を引用されて
教えていただきました。
そしてさいごに、
「今月の聖語で『先ず自分を正しくととのえ、
次いで他人を教えよ』というダンマパダの言葉を参考に、
『浄土真宗の教え』を今一度考てみてください」
と締めくくられました。
今回の仏参で、宗門校で学ぶみなさんに、
「浄土真宗の教え」について、
深く考えさせる場を作ってくださいました。
この機会に4月に配布された
『平安の願い三つの大切-建学の精神-』を
再読して考えてみましょう。