本日の仏参は、社会科の石原先生の講話でした。
石原先生は、今月の聖語「田あれば 田に憂へ 宅あれば宅に憂ふ」から、次のようにお話し下さいました。
「スマホあれば スマホに憂ふ」最近のデータで、高校生のスマホ使用時間は一日に5時間以上、なども挙がっており、スマホ依存症に対応する科を設置する病院もあるようです。その科の患者は高校生の割合が一番高いとのこと。たしかにとても便利ですが、弊害も多いスマホの存在。使い方を誤らないように心がけましょう。
また、スマホ使用に伴って浮かび上がっているのが、「本を読む人が減っている」という現状です。1年間本を読まない人が約50%というデータもあります。本を読んでいる時には、脳が活性化している状態だそうです。本には、自分で経験できない事が記してあるので、最近本をよく読まれるそうです。その中で、山下弘子さんの『雨上がりのひまわりのように』から、当たり前のように思う日常のことは当たり前ではなく、ありがたいことと感じられました。
皆さんも今日、家に帰ってひとつひとつの「当たり前のこと」を振り返って、感謝してみませんか?