本日は新年最初の仏参で、鎌田先生の講話でした。
「他の人に何が出来るのか」「自分に正直になろう」というふたつのテーマで、日頃考えておられることをお話しくださいました。
「他の人に何が出来るのか」という問いかけは、「マナーを大切に」に通じます。以前と比べて最近はずいぶん科学技術が進歩して、他の人に依存する必要性が減り、自分ひとりで何でもできてしまい自己中心的な考え方をする人が増えているように思います。社会の中では決して自分ひとりでは生きられません。身近なことでは、スマホ歩きをしていませんか?人混みの中で自分のリュックの厚みを忘れて、背負っていませんか?今一度、他の人と共に生きていることを考えてください。
次に、「自分に正直になろう」。これまで生きてきた上で今思うのは、「人生は短い」ということです。果たして悔いなく生きているだろうか、と自問自答しています。今やらねばならないことをやれば、それが将来の糧となります。「やったつもり」になっていませんか?自分に嘘をついていませんか?自分についた嘘は、いつか自分にかえってきます。
ともに努力をしあって、よりよい社会にしていきませんか。