本日の仏参講師は、2年6組担任(国語科)船越先生でした。
この夏、ご逝去されたお父さまについて語る中から、
いなくなって(失って)初めて気づくことや
今になってまだ経験していなかったことがあったことを話されました。
お父さまは、サザエさんの波平さんのように厳しい人だったそうです。
怒られて外に出されたことや勉強せずにうとうとしていると
ものさしなどでたたかれたことがあったそうです。
たたかれた後、そのものさしは折れてしまったそうで、
お母さまが、それをセロテープではって使っていることを
思い出されるそうです。
お父さまが、亡くなる前日、
家族みんなで病室の中で話をしたそうです。
お父さまは、すでに話ができない状態だったそうで、
前日に来ていれば、まだ良かったかと思ったけれども、
できる最後の親孝行だったと振り返られました。
亡くなられた後、通夜・葬儀の手配だけでなく、
葬儀後もお墓のことや仏壇のことで忙しい日が続いたそうです。
この年になっても初めて経験したことがあるんだ、
と振り返っておられました。
最後に、「いつまでもあると思うな親と金」について
みなさんに話されました。
この言葉を今日のお話とを合わせて、
みなさんなりに咀嚼して自分のものにしてください。