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11月20日 仏参 2020年11月20日(金)20時31分

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今日は高2へ進級をしてから初めての仏参であった。講堂3、4回を使い、講師の先生もマスクをしてお話を頂いた。今日の講師は関目校長先生であった。

 今日、この場にいるみなさんは、講堂へ来るまでに何をしたのでしょう。私は電車で通勤をしているので、出勤をしてから校長室に入るとすぐに手洗い、うがいをします。帰宅すると、玄関先で被服を消毒し、洗面所に行き、顔を洗い、手洗いをし、うがいをします。その間に妻が鞄などの消毒をしてくれるのです。実は、90歳を超えた義母が同居しているのです。元気に暮らしているのですが、今までのように帰宅してすぐに挨拶へはいけません。やはり消毒が終わってからでないと安心できません。このように、新しい生活様式になりました。これからはこの新しい生活様式を、生活習慣として定着させていかなければなりません。

 本校では生徒は中高を含め1600名、教職員は150名程度います。私たちの後ろには、家族がいるわけですから、7000名を超える「平安ファミリー」がいると言って良いでしょう。みなさんから、コロナ陽性者が出ていないことを考えれば、「マスク」「三密」などの新しい生活様式を励行してくれているからだと思います。

 高2のみなさんは、今の平安の「屋台骨」です。3年生は来年4月からの新しい進路に向け、準備をしているところです。その屋台骨であるみなさん。アスリートのみなさんは秋の大会でよく頑張ってくれました。他のクラブのみなさんも大会などでよく頑張ってくれました。
 2月には研修旅行があります。私の思い、先生方の思いは「研修旅行を実現したい」ということです。もちろん本校だけの努力では難しいかもしれません。しかしまずは「マスクの着用」「消毒」「ディスタンスを保つ」ということはできるはずです。小さな積み重ねで、私たちの思いは近づくかもしれません。我々には可能性があります。
 平安には「思いやり」の精神があります。周囲の人を幸せにするという自覚を持ち、お互いに頑張って、このコロナを吹き飛ばしましょう。

 久しぶりの仏参。「当たり前」であったことが一夜にして「当たり前でなくなった」今回のコロナ禍。コロナ以前には戻れないという関目先生のお話。なかなか習慣化するとは難しい。しかし「小さな積み重ね」を大切にするということを目標に、再度自分の生活を見直したい。諸君も是非「Withコロナ」のことを真剣に考えて欲しい。