期末テスト、お疲れ様でした。これからはおよそ2週間ほどの短縮授業期間を、文化祭準備や三者面談を実施しながら1学期終業式まで過ごすことになります。
さて、7月8日(土)は本校生徒にとって、とても貴重な日となりました。な、な、なんと、ノーベル平和賞ムハマド・ユヌス博士が本校に来校してくださり、生徒たちとの座談会が実現したのです。「貧困、失業、環境破壊の0」「ソーシャルビジネス」などを提唱されているユヌス博士に対し、中学生から高校生までの有志が直接質問することができる時間となりました。
ユヌス博士は一人一人の質問にやさしく丁寧に答えてくださり、どのような課題解決に対しても若い世代の力や可能性を信じて期待されている気持ちを生徒に伝えてくださいました。生徒たちは、「自分たちにできることはないか」ということについて真剣に伺い、今、取り組んでいることについても意見交換ができました。とにかく自分ができること、家族単位でできることを実践すること、そして実践できる者でチームをつくることの大きな意義を教えてくださり、またその大きな価値を実感させてくださいました。ユヌス博士の母国であるバングラデシュに鉄道を敷く約束をしてくれた生徒もいて、とても心強く感じました。
とても有意義な時を過ごさせていただき、本当に感謝しています。ありがとうございました。生徒たちも、この貴重な機会を糧にして、今後の国際社会において活躍してくれることを信じています。