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4月26日の仏参 2024年04月26日(金)10時53分

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本日の仏参は高校教頭の藤井和乗先生でした。

朝起きて学校に来た時空を見ましたか?私はいつも空を見上げます。
大阪は雲一つない青空でしたが京都は薄い雲がありました。
太陽が出ていました、こんな時いい天気やどこか行きたいなとか言います。
近所の方たちとも天気について言葉を交わす時があります。
雨が降っていると悪い天気と言います。
良い天気悪い天気とはなぜ言うのでしょうか、考えたことありますか?
良い天気は自分にとって都合の良い天気なのです。
悪い天気は自分にとって都合の悪い天気なのです。
良い天気は動植物には本当に良いのでしょうか?
良い天気が続けば本当にそれが良い天気にならないかもしれません。
自分中心に考えて良い天気ととらえています。
自分は良いと思っても他人には良くない場合もあります。

みなさんは色々な場所で育った人たちが集まりました。
人それぞれ感性や違いがあります。
自分中心の考え方で良いのでしょうか?
自分の発する言葉で人が傷つくことがあるかもしれません。
自分と同じように相手がとらえるとは限りません。
社会に出ると考えが違う人もいます。
相手の立場で考えるとどうかと考えてほしいです、それが大人だと思います。

あるお寺の黒板に、新聞配達の濡れた新聞にありがとうという内容が書かれていました。。
雨天の中配達してくれてありがとうという心が言葉に表れています。
自分中心だけでなく、人のことを尊重してほしい。
自分も尊重でき他の人も尊重できる存在であってほしい。

花まつりの『天上天下唯我独尊』は自分だけが尊いだけではなくみんなが尊いという意味です。
自分が生きる上で自分中心だと相手との距離が出来てしまうかもしれません。
自分も相手も尊いと思えば相手との距離も近づき相手を尊重することもできます。

社会に出て自分の個性を大事に相手の気持ちも大切にしてほしい。
協調性と自分をしっかり持ち自信をもって進んでほしい。