テーマ「言葉を大切に」
本日は、11組担任の角大輔先生のお話でした。
当日は、バス、電車、または自家用車で9:45までに長浜ドームに到着した生徒たちから始まりました。その後、16:30まで、2年生が率いる生徒会が、朱雀、白虎、青龍、玄武の4つの団に分かれて13のレースや競技会を開催しました。結果は電光掲示板に表示されました。どの競技も、参加する楽しさと厳しい競争の両方が表れていました。空気は生徒たちの応援の声で満たされ、充実感と喜びに満ちた一日でした。
本日の仏参講師は,5組担任 英語科の小須賀先生でした。
小須賀先生は、平安高校に入学して一年以上経過したが、習慣として身についていなければならいことが、身についていないことがあるのではないかと問いかけられていました。また、ある場面ではできていることが、別の場面ではできていないことがあるのではないかとおっしゃっていました。
そして、次の三つのことについて考えてほしいとおっしゃっていました。一つ目は原点に戻り、なぜ自分は平安高校に入学したのか。二つ目は、入学から一年以上が経過したが、現在の自分は、考えていたような高校生活を送ることができているのか。三つ目は、卒業までの高校生活をどのように過ごしていくべきなのか。という三つです。
みなさんの高校生活は、どのようなものになっているでしょうか。自分の高校生活について考えてみましょう。
本日の仏参講師は,4組担任 英語のコンダイア先生でした。
平安の願い「三つの大切」の1つである「じかんを大切に」
についてのお話でした。
最後に詩を引用して締めくくられました。
Time is very slow for those who wait,
very fast for those who are scared,
very long for those who are sad
and very short for those who celebrate
but for those who love, time is eternal.
1行1行、実感できる内容の詩だと感じます。
みなさんは、どう感じますか。
仏参講師は,3組担任 理科の江本先生でした。
昨日の夜何を食べましたか?
期末考査のご褒美に何を食べたいですか?
次のオフにはどこに行きたいですか?
皆さんは自然と「○○したい」と思い,それが苦なく叶うことも多いはずです。
しかしながら,実は何をするにもお金がかかります。
昨日食べたもの,次食べたいもの,USJに遊びに行くとき,
自分で稼いだお金から捻出する人はいませんよね。(本校はバイト禁止なので当たり前)
今の皆さんの生活やほぼ確実に叶う欲求は,親御さんが頑張って働いてくれているからこそ教授できるものです。
多くの人は5年後に社会に参入していきます。
今、ぼやぼや過ごしていて良いのでしょうか?
望む暮らしや娯楽は,努力の上に享受できるものです。
サボって生きている場合ではありません。
○○を食べたい,○○をしたい,○〇な暮らしをしたい,
それらの望みを実現するために,今すべきことを全うしてください。
本日の芸術鑑賞は、桂米朝一門による落語鑑賞会でした。声音を変えながら一人で何役も演じ、身ぶりや手ぶり、扇子や手ぬぐいを使っていろいろな動作や場面に、その表現に引きこまれてしまったのではないでしょうか。ある中学校の国語教科書の説明に「落語は、江戸時代に成立した伝統的な話芸です。天真爛漫な笑いを誘うもの、しみじみと人情を語るものなど、たくさんの噺が一人一人の落語家の芸や個性を映しながら、世代を超えて受け継がれています」とあります。また、落語の世界を広げるために
『決定版 心を育てる はじめての落語101』(高田文夫)
『古典落語100席』(立川志の輔)
『落語ハンドブック』(山本進)
の書籍が紹介されていました。興味のある人は読んでみてはいかがでしょうか。
さて、学問、つまり人が学ぶことの原動力は興味・関心です。言い方を変えれば好きなこと、見方を変えれば疑問と言えるでしょう。これこそ学ぶことの決め手なのです。「知的興味」、これなくしては学習は始まらないでしょう。ただ、学ぶのに大切なことは、興味や疑問をもつとともに、自分を打ちこんで真剣に懸命にやることです。そこには必ず苦労と失敗とがありますが、何かの虜となって必死にやることです。努力は決して裏切らない。やったことは必ず自分の何かになっています。そして、次のものが見えてきたら、またアタックすればいい。たとえば英語を自由自在に喋れるようになりたいと思って努力しているうちに、フランス語もスペイン語もできるようになったりする。あるいは英語を使って別の仕事をしたいと思うようになったりする。
ただし、最後に一つ念を押しておきます。よく引かれる譬えで恐縮ですが、馬に水を与えようと思って馬を川まで連れて行くことはできますが、水を飲ませることはできません。馬が水を飲みたいと思わなければどうにもなりません。つまり、学ぶことのすべての決定は自分本人が握っているのです。本人次第なのです。幸田露伴は「いい馬はムチ打たれる前に自ら察して走り出す。並みの馬はムチ打たれてから走る。ダメな馬は打たれても走らない」と言っています。みなさんを馬に譬える気はありません。要は、学ぶことの鍵は本人が握っている。自分の主人は自分だということです。
どの教室も、朝から真剣に教科書やノートを開いて勉強に余念が無い様子でした。
2年生最初の定期考査が始まりました。
「はじめが肝心」ともいいます。早めの準備でしっかり取り組めていることでしょう!
土曜日まで続きます。
悔いの残らないように、やるべき事をやるべき時にやりましょう。
試験時間は最後まで粘って、力を出し切ること!