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第3回志望理由書課題が提示されました 2016年10月31日(月)15時33分

プログレスコース生には、第3回志望理由書課題が提示されました。過去2回の取り組みと進路ノート学習、キャンパスビジットⅡなどを通じて、自己の進路希望を具体化してきました。12月には、学部学科説明会があります。いよいよ付属校の受験生として第1志望学部学科を絞り込む時期になってきました。自分の学びたい学びを具体的に文章にしてモチベーションを高めましょう。

秋の校外学習に行ってきました 2016年10月28日(金)18時30分

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日本の全企業数のうち、99.7%が中小企業です。日本を支える中小企業は3,852,934社あるといわれています。中小企業には、私たちの生活に密着した財やサービスの提供だけではなく、世界市場の獲得につながる先端技術の活用や、地域で育まれた伝統と特性を有する多様な地域資源を活用する担い手となっている企業が多く存在しています。中小企業全体では、32,146,784人の方が働いておられます。これは、日本の従業員の約7割が中小企業で雇用されている計算になります。まさに中小企業が日本を支えていると言っても過言ではありません。
今回の校外学習では、ものづくりを自分の目で見て、耳で聞いて、肌で触れ、心で感じるために東大阪を訪れました。東大阪には2,500件もの中小企業が集中しており、「社長さん!」と呼べば歩いている人のほとんどが振り向くような町だと言われています。中でも、歯ブラシはその6割が東大阪で製造されているそうです。
校外学習の午前中は、生野区民センターにおいて講演を聴きました。最初のガイダンスでは、メイド・イン・ジャパンの基本は使う人の立場に立ってものをつくること、すなわち「おもんばかる」という言葉に集約されていることを教えていただきました。それは「人の役に立つこと」が基本だと話されていました。
講演は、株式会社アオキの青木豊彦会長でした。気さくな語り口とその人柄で一瞬のうちに引きつけられていました。青木さんは、仕事への夢・希望・試・情熱・挑戦を軸にお話になりました。中でも、「目や顔が輝いている人は、その仕事へのプライドを持っている」という言葉には共感を得ました。学校に置き換えてお話しくださったこともあり、普段の生活を振り返る契機となりました。
また、青木氏の座右の銘である「儲け」についてもお話になりました。その基本は信者であり、信じ合う者が寄れば儲かる。お金の儲けは「心の儲け」ができたら自然についてくるのだと熱く語っておられました。書籍を朗読された際には、声を詰まらせておられました。その姿には「人を愛する」ことの大切さを伝えたいという強い意志と優しさを感じました。人は本物のプライドを有したとき、自分とは違ったものの見方や考え方に柔軟に耳を傾け、相手の立場に立ってものごとを考えることができる。だからこそ、様々な違いがあっても寄り合うことができるのだということを教えていただいたように思います。
午後からは24社の工場を見学しました。ここにその模様を全て書き尽くすことはできませんが、働く人たちの姿に触れ単に生きるのではなく、善く生きることについて学べたようです。
この度、一般社団法人 大阪モノづくり観光協会推進協会、24社のみなさん、近畿大学の学生のみなさんには大変お世話になりました。ここに深く御礼申し上げます。

本日の仏参 2016年10月25日(火)11時30分

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本日の仏参は、2年12組担任数学科の岩井亮太先生です。

本日の仏参は、物づくりについてでした。
小さな積み重ねがいい成果にも悪いことにもつながるのだと
生徒たちは感じたのではないかと思います。

今週末、そういう積み重ねに信念を持って、物づくりをされている
町工場に行きます。
生徒たちに、どんなことにも興味を持って、いろんな事を学び、
触れ、考える、一回り成長する校外学習にするために考える機会となった仏参でした。

進路学習(LHR) 2016年10月24日(月)18時30分

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プログレスコースでは、本日のLHRに進路学習が行われました。
先日、実施されたキャンパスビジットⅡを踏まえて『進路探求ワーク』に取り組みました。半年後には、最終的に自分が志望する進路を決めなければならないので、みんな真剣に取り組んでいます。

後期も始まり、はや三週間が経ちました。12月には今度は学部学科ガイダンスもあります。みなさん、来年の今頃の自分の姿が見えていますか。自分の希望進路の実現に向けて、自分が何をしたいのか、どのように行動すべきかを、再度考えていってほしいと思います。

高2特進 進路ガイダンス 2016年10月24日(月)18時00分

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本日LHRの時間に、高1,2年特進クラスを対象に進路ガイダンスを行いました。
まず平井校長補佐から,センター試験の傾向や対策,国公立大学の動向,関関同立の動向などについて,詳細な説明がありました。
様々なデータが並び、ついていくのが大変でしたが、これからの受験に向けての大切な情報です。皆、真剣に話を聞きました。
また,数学科主任・理科主任代行から,センターの動向や対策についてのアドバイスもありました。
高校2年生の後半,学部学科選びをじっくりと,担任と相談しながら進めていく時期となりました。生徒たちも,いよいよ受験生となっていきます。
受験勉強はチーム平安,仲間と共に切磋琢磨していきましょう。

本日の仏参 2016年10月18日(火)16時30分

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本日の仏参の講師は11組担任社会科の石代吉史先生でした。
この夏に開催されたリオデジャネイロオリンピックのことと、先生ご自身の中学校の実体験をもとに話をされました。
実体験の話では、先生ご自身がずっと後悔されていたことと、現在のみなさんは日常生活でどのような行動をとっているのかを中心に話をしてくださいました。その中で、普段人に見られているときにきちんとした行動をとることは当然だが、人に見られてない時に行動の真価が問われるとおっしゃっていました。
みなさんは普段人に見られていない時どのような行動をとっているでしょうか。しっかりとした行動はとれていますか。今一度、自分の普段の行動について考えてみましょう。

PBA交換留学 2016年10月17日(月)19時53分

 10月初旬、ハワイのPBA(Pacific Buddhist Academy)にプログレスコースから1名が交換留学生として旅立ちました。

  Internet-Exchangeを履修している生徒で、希望者の中から学内での厳正な書類審査・面接・学科選考を経て選ばれます。選考では何より、語学力やコミュニケーション能力、積極性、知的好奇心、明確な目的意識などと共に、異なる環境へのスムーズな適応能力が重視されます。場合によっては該当者なしとなる場合もあるのですが、無事に審査をパスして、現在はハワイで英語の環境にどっぷりと浸り、約3ヵ月間の予定で、ホームステイをしながらPBAでアメリカの高校生としての生活を送っています。
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 左から二人目が今回の留学生Kさん。右隣はホストファミリーのkaylaさん。実はこのkaylaさんは今年の1月にPBAから平安高校に留学していた3人のメンバーの1人です。
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 ハワイ別院本館正面です。白亜の建物がひときわくっきりと浮き立ってハワイの青い空に映えます。ハワイ別院は浄土真宗本願寺派のお寺で、1889年に日本からハワイに伝道のために渡られて以降、約110年前に別院として設立されたそうです。PBAはこのハワイ別院に併設されたミッションスクールで、この本館の向こう側に立っています。

 朝の授業開始はチャイムの代わりにこの鐘が打ち鳴らされるそうです。2月の研修旅行ハワイコースの人はこのPBAも訪れることができます。そこでPBAの生徒達との交流も予定されているので楽しみにしていて下さい。

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 理科の授業でビーチに行った時の写真だそうです。日本と違い豊かな自然に囲まれた環境ならではだと感じます。日本ではこのフットワークの軽さはなかなか実現しづらいものなのでうらやましい限りです。

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 選択授業での一コマ…茶道の授業です。留学したKさんは茶道部に所属しているので、早速、ハワイの学生の前でお点前を披露したそうです。平安高校の茶道部は、西本願寺の茶道師家でもある藪内流を習っていますが、PBAでは裏千家だそうで、その違いに周囲は興味津々だったそうです。(藪内家と裏千家の茶道ではお点前の所作など、はっきりとした相違点があります。)しっかり自分の持つ武器!?を活かして『双方向の』交流の第一歩を踏み出してくれました。

キャンパスビジットⅡ(第2日目・龍谷大学深草キャンパス・瀬田キャンパス) 2016年10月17日(月)19時32分

 二日目は午前が経済学部と法学部。午後は経営学部と政策学部。瀬田キャンパスでは午前は理工学部。午後には農学部の模擬講義が実施されました。

 今年は2年目ということもあり、大学の職員の方からも「今日一日、皆さんは大学生だと思って自分で行動して下さい。」とガイダンスがありました。集合場所で点呼を取った後は解散!各自で講義の行われる場所へ時間前に集合し着席するようにしました。もちろん、昼休みも自由、どの校舎の生協食堂を利用してもOK。キャンパス中心に位置する広場にはホットドッグやピザ、弁当のケータリングまで出ています。我々教員もキャンパス内で座って休憩していると、次から次へと平安高校のOBやOGが来てくれました。みんな、大学生としてキャンパスライフになじみ、交友関係をどんどん広げて積極的に学び、活動していることが話からもよく分かりホッと安心できました。
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 受講前は、大学の先生が講義内容を高校生向けに簡略に構成し、時間も50分に短縮しているとはいえ、しっかりとメモを取りながら理解できるのか少々不安ではありましたが、どうやら杞憂であったようです。想像以上にしっかり出来ている感触を得る事ができました。
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経営学部                   法学部
 受講後のアンケートでも「講義は分かりやすくおもしろかった。」「大学のイメージができるようになり、早く大学に行ってみたいと思えるようになった。」「大学は自由な雰囲気で楽しかった。そして、自分で考え自分で行動することが大事だと分かった。」「大学で学ぶためにも、高校でもっと勉強をしなければと思った。」「現役の大学生の貴重な話が聴けて非常にためになりました。」というように、非常にポジティブな内容がほとんどでした。

 予想以上に彼らには今回の体験が大きなものだったことが分かります。今回の経験で得られた気持ちを大学進学に向けたモチベーションにして頑張ってもらいたいと思います。

キャンパスビジットⅡ(第1日目・龍谷大学深草キャンパス) 2016年10月17日(月)19時20分

 木曜日から二日間にわたり、高大連携プログラムのキャンパスビジットⅡが実施されました。昨年のこの時期に、大学とはどのようなものか?を実感するために訪問していますが、今年はより踏み込んで、学部・学科を選ぶ上で非常に重要な位置づけとなる行事です。
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 第1日目午前中は文学部と短期大学部の模擬講義でした。それぞれの学部の先生方が、高校生向けに講義を構成して下さっており、その学部、あるいはその先生の特色がよく表れていました。
 
 文学部は東洋史学の講義でした。たくさんの学科があり、自分の目指す学科の内容ではなかった生徒もいますが、文学部の講義がどのようなものかを理解することができたと思います。講義の最後に先生から何か質問は?と聞かれて、普段なら大勢の前で手を挙げて発言するのを高校生は恥ずかしがる傾向が強いのですが、一人の女子生徒がすっと手を挙げて堂々と質問をしていました。取り組む姿勢と講義内容に興味関心があるからこその行動ですが、今後、もっとこのような姿勢や気持ちを持った生徒を育てていかなければならないと強く感じました。

 その後、昼休みを挟んで、学生交流です。これは平安OB・OGの大学生が協力してくれました。彼ら自身が自分の言葉で現在までの学生生活を説明してくれ、自分が高校生だったときの学部選びで悩んだことや、どのように決めたかなど、高校生には知り得ない部分を具体的に後輩に説明してくれました。
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(写真は2日目の学生交流です。)

 特に印象的だったのは、「大学生は自主性・主体性がないと何もできない」ということです。全てにおいて受け身な高校生達の現状と違い、大学では一人一人が自分で考え行動しないと何も得られないし、最低限のキャンパスライフすら送れないということでした。

 午後は社会学部と国際学部の模擬講義が行われました。国際学部ではネイティブの先生が英語によって講義をなさいました。英語や異文化に興味のある生徒達にとって、コミュニケーションの第一歩である英語(滑らかなネイティブスピーカーの英語)は、聞き取るにはかなりの集中力が必要だったと思います。しかし、受講した生徒からは「難しい単語も出てきたけど話の大筋は理解できた」というコメントも聞いていますので、おっ、なかなかやるなと、生徒達の成長を感じることもできました。
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社会学部講義風景               国際学部講義風景

 生徒達は徐々に迫ってくる進路選択の決断に向けて学部の内容や将来のビジョンを思い描くようになっています。その中で、実際に自分の興味のある学部の講義を聴いてみることによって、より具体的に学部での学びや大学生となった自分を想像すると共に、進学の意欲を確実に高めていることが感じられます。

 高大連携校の強みとして、普通の高校生には経験できない進路選択での貴重な経験が出来たのではないかと思います。

本日の仏参 2016年10月11日(火)09時31分

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本日の講師は、燧土勝徳校長先生でした。

建学の精神とは、「浄土真宗の教え」である。
校長先生は、そのことを考えるために、
三つの大切の中の「いのち」のお話をされました。

「多くの人々は、三毒『貪欲(とんよく=欲)・
瞋恚(しんに=怒り)・愚痴(ぐち=嫉妬や嫉み)』
を持っています。
つまり、これは『迷いの世界』なのです。
これを『悟りの世界』へと転換するには、
阿弥陀様に請願するしかありません」

と述べられ、

野口雨情の『しゃぼん玉』の歌詞から
この歌は、我が子を失った悲しみをつづった歌だと
『平安の願い三つび大切-建学の精神-』
(p16-17参照,4月配布済)を引用されて
教えていただきました。

そしてさいごに、
「今月の聖語で『先ず自分を正しくととのえ、
次いで他人を教えよ』というダンマパダの言葉を参考に、
『浄土真宗の教え』を今一度考てみてください」
と締めくくられました。

今回の仏参で、宗門校で学ぶみなさんに、
「浄土真宗の教え」について、
深く考えさせる場を作ってくださいました。
この機会に4月に配布された
『平安の願い三つの大切-建学の精神-』を
再読して考えてみましょう。