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秋の校外学習 事後指導 2015年11月22日(日)17時16分

先日,秋の校外学習で東大阪での講演と町工場見学に行きました。生徒はその日の感想を,通常は仏参ノートである「こころの幹」に書きとめました。㈱アオキ社長の講演に感動し,学年を22解体しての工場見学では,貴重な体験とお話を伺ったようです。ここに,何人かの生徒の感想を紹介します。

~Aさん~
私は今日たくさんの人の思いにふれることができてよかったと思います。今日,私たちにお話ししてくださった人たちは自分がしているモノづくりが好きで,だからこそ堂々と胸を張っておられるし,それが誇りなのだと思いました。「モノ作り」のお話をされていたとき,何度も言われていたのが「人のため」「人の心」といったワードでした。「モノ作り」を人のためを思ってつくるからこそ,人々の生活がより良くなっていくのかなと思います。そしてモノ作りが好きだからこそ手を抜くなんてできないのだと思いますし,真剣だからこそ熱くなれるのだと思います。青木さんの講演は素直におもしろくて,もっと聞きたいと感じました。そのように思えるような方だから周りに人が集まって,無理だと思われていたこと(人工衛星「まいど1号」の開発)が実現したのではないかと思います。そして,人工衛星の打ち上げ成功のことを嬉しそうにお話しされる青木さんは輝いていたし,すごくかっこよかったです。1つのことに本気になって取り組める人は,周りを引き寄せる力があるのだなと思いました。人の心を通じて,人のためを思う「モノ作り」をしておられるからこそ,人に気持ちが伝わりやすいのかと思いました。
また,自分が今していることが,周りから見てすごいことでも,それに対して誇りをもてていなければいけないのだと思わされました。そして,それは私たちも同じです。平安の生徒として誇りに思えるようなことをしているのか。いい加減になっていないか。ということを再確認させられました。誇りに思い,思われるような人間でありたいと思いました。

~Bさん~
正直,はじめはあまり乗り気ではありませんでした。でも,実際に行ってみて町工場で働く人々の想いがMade in JAPAN を支えていると感じました。東大阪=町工場というイメージがなかった私ですが,東大阪の町を歩くと,そこらじゅうに㈱○○という看板であふれかえり,機械を使っている音が聞こえて,普段京都にいては体験できないことがたくさんありました。Made in JAPAN の”モノ”には,その職人さんたちの気持ちと,”オンリーワン”という特別な思いまで込められていていると知り,改めてMade in JAPAN の素晴らしさを感じました。また,作っておられる方々が,みなさんあたたかい人だから外国の人々に認められる”モノ”がつくられているんだと思いました。今回の体験で職人さんたちのいろいろな思いを知った気がします。”モノづくりの心”があるから,”感謝”が生まれ”他への思いやり”ができる。河内のおっちゃんたちは,職人としてはもちろん,人としても最高だと思います。また「”Made in JAPAN”は製品ではない。それをつくりだす”人間の心”なのだ」との言葉には,なるほどと思いました。人間の心が良くなければ,良い製品はできない。良い製品ができなければ,認められることもない。全てがそろってはじめてMade in JAPAN になる。これは次世代へとつないでいかなければならないと思いました。良い経験になりました。

~Cさん~
青木社長のお話のうまさに感動しました。よくニュースで,すごい技術がある会社なのに,後継ぎがいなくて大変だ。というのを見たことがありましたが,当時は何とも思っていませんでした。東大阪にすごい技術をもった人がいるなんて全く知らなかったときに,お父さんに「校外学習で東大阪のちっちゃい会社見学すんねん」と言ったら,すごく羨ましがられました。あのときは,なぜあんなにお父さんのテンションが上がっていたのかわかりませんでしたが,今はわかるような気がします。今までは将来について真剣に考えたことはほとんどありませんでした。とりあえずニートにならなければいいかなとしか思っていませんでした。今日,お話を聞いて,私もせっかく働くならやりがいをもって働きたいと思うようになりました。将来について考えるための貴重な体験ができたと思います。

~Dさん~
京都での普段り生活の中では見かけないものを運ぶトラック,様々な機械の音。その中で働く人が輝いていたような気がする。体験・見学を終えて,トイレに張ってあった言葉が目にとまった。「真剣だからこそ,知恵が生まれ,中途半端だからこそ,愚痴が出る。いい加減だから言い訳が出る」という言葉だった。僕は,これこそがモノづくりを表しているように思えた。今まで何気なく使っていたものにも,こんな気持ちがあったことにおどろき,こういう大人が日本を支えていたのだと初めて知った。この言葉はどんなことにも言えることなので,自分の日々を見つめなおそうと思った。


それぞれの見る・聞く・考える体験。実りある校外学習だったと思います。

「8時間授業も楽しく乗り越えています。」 2015年11月20日(金)19時28分

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特進クラス3クラスは,「西校舎3階」という所に位置します。
最近夕方のドラゴンゼミのとき,カーテンをしていることが
多いので,「なぜだろう。」と思っていたのですが,
西日が差し込むことが原因のようです。この並びの教室だけが,
カーテンのある部屋となっています。廊下からは時間帯に
よっては真っ赤な夕日が見えることもあります。写真は西日
の差し込む廊下と生徒達が見ている景色です。この廊下は
3クラスが入り交じって交流する社交の場(?)でも有ります。
また,景色は手前の白い建物が旧体育館,その奥が光顔館です。
 休み時間には「窓を開けなさい。」といいながら,教室を
見て回ったりするのですが,寒くなってくると皆なかなか
窓を開けたがりません。
「予防接種などはうけているのかな?」
そんな心配もいらないくらい今日も元気な特進クラス2年生
でした。8時間授業もしっかりこなし,休み時間はしっかり遊び,
とにかく何事も自分たちで考えてやってしまう頼もしい生徒達
なのです。
 3年生は来週あたりが国公立推薦入試の本番の時期です。
2年生もそれを横目で見ています。

仏参 2015年11月17日(火)08時45分

今日の仏参は
森口先生のお話でした。

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生活指導係として、
朝の通学路の立ち番でみなさんにあいさつをしています。
みなさんにあいさつをしてもらっているおかげで、
気持ちよく1日を始めることができ、日々感謝しています。
ありがとうございます。

自分の将来について、
中学生のときは人生楽しく過ごそうと思っていました。
それは自分のほんのわずかな周りの人だけ(友人など)を考えていました。
高校生のときは自分の周りの人だけでなく、
目に見える範囲の人(例えばクラスの人など)が
楽しくないと悲しいと思うようになりました。
また、そう思うと言葉遣いが変わってきて、
雑な言葉遣いを避けるようになりました。

大学生のときには先生になろうと考えるようになり、
人と関わるようなアルバイトを選んでいました。
また、同級生に障がいをもつ生徒がいて、
その人の大学のキャンパスの移動は
お母さんに手伝ってもらいながらの車椅子でした。
自分に何か出来ないかと思いボランティアグループを立ち上げ、
車椅子移動をお母さんではなく自分達のボランティアグループで行いました。
ボランティアグループは学生の集まりなので、
車椅子の同級生同様に授業があり、
どうしてもボランティアメンバーのタイミングが合わないときもあるのですが、
大学の教授とかけあって
車椅子移動のお手伝いによる授業の遅刻を認めてもらえるようになりました。

大学も卒業間近になり、いよいよ先生になれる時期がきました。
家族ぐるみみたいな関わり方が出来るような少人数の学校を希望していました。
そしてそのような学校に赴任することが出来て、
本当に魂を込めて一人ひとり、
そして全員と向き合い、お互いに気づき合える距離感で、
しっかりと関わっていきました。

しかし、少人数の学校に赴任して過ごしているうちに、
もっともっと多くの生徒と関わるのもいいなぁと思うようになりました。
数学の先生が自分1人でした。
それから、少人数の学校は生徒の人数は増えていき、
サッカー部を受け持つことができるようにはなりましたが、
それでも他の学校に比べれば人数はまだまだ少ないほうでした。

話は変わりますが、
大学時代の気球好きな後輩が2014年9月27日、
気球に乗っていました。
御嶽山が噴火し噴石が当たってしまい即死だったそうです。
それからしばらくして友人達で気球に乗りました。
あの世で後輩はやりたいことをやっているだろう、
自分たちは生きている以上、
その後輩以上に生きていこうと思いました。

先ほどの話のボランティアを立ち上げるきっかけとなった、
喋らなくても気持ちの通じるようになっていた車椅子の友人が亡くなりました。

自分の人生に影響を与えた人が亡くなり、
その人たちはやりたい事があったけれど、やれなかった。
自分は決心して家族と相談し、
自分のやりたいことをやろうと思い、
少人数の学校から、ご縁があり今年この学校に来ました。

みなさんは自分のこころを大事にしていますか?
自分の気持ちに素直に生きていますか?
本当にやりたいことをやっていますか?
その為の労力を惜しんではいませんか?

僕はそんなことを思いながら先生をしています。

manabaでの発信,皆さんに届いていますか? 2015年11月13日(金)19時49分

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皆さん”manaba”ってご存じですか?
そういう私も最近使い始めたばかりではありますが,「対象
生徒に対し,教師からメッセージや宿題などを出して,
生徒達みんながそれを共有できる」というインター
ネットを介した連絡ツールです。私も「ちゃんと届いている
かな。」心配でもあり,楽しみでもあります。
 まだ,皆さん全員にそんな環境があるとは限らないので,
まだ試験段階ではありますが,数学科でも本日のドラゴン
ゼミで配布するプリントの趣旨説明や,今月の方針や,学習
の心構え,試験範囲などの情報を発信してみました。
 時代も変わってきましたね。
写真は私のコンピューターと発信した通信です。

manabaを活用しよう! 2015年11月13日(金)13時29分

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先日、manabaの説明がありました。
もうリマインダ受信設定は済んでいますか?
教科によってはすでにアップされているものもあります。
まだの人は早く設定を終えるようにしましょう。

これからを生きていくみんなにとって、こうした活用は必須能力となっていきます。
自分を磨くツールとして上手くつきあっていきましょう。

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CAN-DOリストの分析による後期の取り組み 2015年11月12日(木)13時06分

本校では生徒に求められる学習到達目標を「CAN-DOリスト」の形で具体的に設定しています。生徒はこのCAN-DOリストでチェックすることによって,自分がどの教科のどのような内容や事柄ができているのか否かの確認ができます。

今回,前期のCAN-DOリストチェックの結果を各教科でまとめ,生徒たちが「できている項目」「できていない項目」についての分析をおこないました。
この結果を後期の授業に活かしていく取り組みが各教科で始まっています。

5教科の分析まとめのポイントはこちら→ファイル 570-1.pdf

人権活動フィールドワークについて 2015年11月11日(水)19時16分

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今年の夏に参加者を募り、人権学習のためのフィールドワークを行いました。テーマは「京都の戦争遺跡を巡る」です。
その報告として、生徒会の2年生が中心となって,模造紙に内容をまとめました。

自分たちの住む京都において、このような戦争の跡があることへの驚きがあったようです。

この模造紙は、今職員室前に掲示しております。
人権学習に参加していない生徒が、彼らの報告を見て、人権についてより一層の関心を高めてくれることを念じております。

進研模試から1週間が経ち・・・ 2015年11月11日(水)18時43分

先週4日の進研模試から1週間が経過しました。

模試の自己採点の結果からか、
勉強に対して再び燃え出した人が多くなったように思えます。

模試で大切なのは二つのフクシュウ

出来た問題、出来なかった問題問わずReview=復習し、
出来なまった問題は次同じような間違いを起こさないよう
Revenge=復讐

できるようにしましょう!

進路実現のために! 2015年11月10日(火)10時14分

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先週に全統模試・進研模試の2つの模試を終えました。
現在は自己採点、復習に取り組んでいます。

新年を迎えると、すぐにSUTや模擬試験が次々とやってきます。
しっかりと準備をして受験するために、学習計画を作成中です。

また、志望大学の入試科目・配点などの調べ学習も進行中です。

今からじっくりとたっぷりと取り組み、全員が志望大学に合格!

あいさつ運動 と 仏参 2015年11月10日(火)08時45分

おはようございます!!

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11月9日(月)~14日(土)の期間、
正門前にて生徒会があいさつ運動を実施しています。

朝に元気よくあいさつされるととても心地いいですね♪
みなさんもあいさつを心がけて、よい1日の始まりにしましょう!!

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今日の仏参は
中島先生のお話でした。

先週に校外学習がありました。
それぞれ得られるものがあったと思います。

講演では、
東大阪市の人工衛星「まいど1号」の話がありりました。
テレビにも取り上げられ、小さな町工場が宇宙へという、
素晴らしいものでした。
「ホンモノ」を作る、仕事に対してプライドをもつということの他にも、
人に対する思いやりが必要だとおっしゃっていました。

今年ノーベル賞を受賞された大村智先生も、
伝染病に苦しんでいる人の為に薬を開発されました。
定時制(夜間)の学校で教員をされているときに、
昼に仕事、夜に学校に通うという学業に熱心に励む高校生に心打たれ、
もう一度勉強し直したいと考え、
昼間は大学院生として学び、夜は教員として勤務されていた時期もあり、
大変努力されておりました。

「知識」「技術」「誇りやプライド」だけではなく、
『人の役に立つ』『人のことを思いやる』ということを忘れてはなりません。

2015年7月に無人探査機「ニュー・ホライズンズ」が
冥王星に最接近することに成功しました。
人には知られてはいないけれど、
それでもコツコツと努力し続け、
がんばっている人たちがいるのだと感じました。

みなさんも、
誰にも知られることがなかったとしても自分の信念を貫き努力を続け、
そして人に対する思いやりを忘れないでほしいです。