本日の仏参は、英語科の花谷先生にお話しいただきました。
話の内容は、人間の記憶についてです。
最初にこのような質問をされました。
「人間の脳とコンピューターの違いって何だと思いますか?話し合ってみてください。」
そして、このように続けられました。
「人間は記憶をしてもすぐに忘れてしまう、でもコンピューターは一度覚えると絶対に忘れません。しかし、忘れるのは決してダメなことではありません。大きく息を吸う時に一度吐き出すように、一度忘れなければ新たな記憶はできないものです。」
私たちは人間なので記憶の面では、絶対にコンピューターには敵いません。
しかし、コンピューターとは違って、自分なりの視点を持って物事を考えることができます。
特に現代においては、私たちは社会から「主体性」が求められています。
忘れることを恐れず、自分の頭で思考すること。
これがインターネット社会における人間の存在意義だということを考えさせられるお話でした。