本日は、2年6組担任で社会科の山下先生のお話でした。
国際医療ボランティアの活動をされている吉岡さんという方が薦めておられる「人生を幸せにする3つのヒント」が紹介されました。
吉岡さんはミャンマーにて毎日朝早くから夜遅くまで医療ボランティアの活動をされており、年間で1000件以上の手術を執行されています。それほど多忙を極める吉岡さんは、大変な毎日を過ごされている中でも幸せな人生を送るための秘けつとして3つのことを大切にされているようです。
1つ目は「自分の人生を豊かにするために行動すること」です。
吉岡さんは活動においては結果以上にその過程で自分がどれだけのパフォーマンスができたかということに比重を置かれています。自分のベストなパフォーマンスを目指すことが人生の豊かさの基準だと考えられています。
2つ目は「自分自身のことを大切にすること」です。
他人のために活動するボランティア活動の中でも、自分のことも大切にしたいと思われています。自分のことを大切にした上で、周囲の人々を大切にしたいと考えられているようです。
最後は「時間を悔いの残らないように過ごし、自分の行動に意義を見出すこと」です。
自分が現在取り組んでいることには時間の経過が伴います。その時間が無駄にならないように、取り組んでいることに対して意義を持ちたいということです。
みなさんの高校生活に置き換えると、これからやって来る期末考査に向けた勉強や、日々取り組んでいる部活動の練習、さらには秋に行われる文化祭の準備など、様々な取り組みにあてはまる話だと言えます。その全てに取り組むことは、何のためなのか、そして誰のためなのか、そんなことを考えて取り組みに意義を見出して欲しいです。
これら3つのことは高校生のみなさんにとっても、人生を豊かにしてくれる大切なヒントになるはずです。高校生活で自分が何をするべきか考えて、最大のパフォーマンスを目指して欲しいと山下先生は締めくくられました。みなさんの高校生活がより豊かな時間になるように念じております。