本日の講師は、4組担任の樋口先生でした。
最初に、「仏参」の意味を「心に種をまく」ということだと
話されました。
何年後かわからないが、意識するしないに関わらず、いずれ形になると思って聞いて欲しいと、
人生の、そして平安の先輩として話し始められました。
次に、あるテレビ番組のシニア世代への
アンケートを紹介されました。
そのアンケートは、
「人生で後悔したこと」は何かという題でした。
その答えに次のようなものがあったそうです。
「自分の気持ちをもっと伝えればよかった」
「もっと挑戦すればよかった」
「他人のためにもっとつくせばよかった」
などでした。
その中でも最も多かったのが、
「もっと勉強すればよかった」
だったそうです。
そして、樋口先生は最後にこう締めくくられました。
実感を伴い理解できるのは何十年後かもしれないけれど、
長い人生の中で多くの経験を積んだ年配の方々の言葉には私たちの想像以上の重みがあり、示唆に富んでいるので、素直に耳を傾けてみることが重要だ、と。
この種に水をやり、日光にあて、
大きく育てられるかはみなさん次第です。
みなさんが将来、立派な花を咲かせているところを見たいものです。