本日の仏参講師は髙島幸博先生でした。
髙島先生は、
「光の仏様、阿弥陀様」
というテーマでお話をしてくださいました。
小学校の頃の視力検査。
検査後の教室では、視力がいい子の自慢大会が始まります。
「僕は視力2.0だ!」
「一番下まで見えた!」
「もっと小さいのがあっても見えるぞ!」
めがねをかけている友達からめがねを取り上げ、
「こんなんかけてるんや。目がくらくらする!」
と、ちょっかいを出したり・・・
視力検査が終了して先生は、
「視力がいくら良くても光がなかったら何も見えないよ」
「光が照らすから見ることができるんだよ。」
教室はシーンとなりました。
「光の仏様 阿弥陀様」は、
いのちを照らしてくださっています。
いのちを照らし、かがやかせ、
いのちは尊いということを教えてくださいます。
私のいのち、相手のいのち、どのいのちも大切です。
めがねを取り上げられ、寂しそうにしている友達の顔が浮かびます。
いのちを軽く見てしまっていました。
阿弥陀様にお手を合わせている。
その時間を大切に思っています。