本日の仏参講師は本願寺の金龍之哉先生でした。
阿弥陀様が私たちに伝えてくださることをお話ししたいと思います。
金龍先生は、今から約20年前のお話をしてくださいました。
高校生とき、とてもモテたかった。
太ってたうえに、女の人とうまく話せなかった。
私は、全くモテませんでした。
勉強は、平均より少し上くらい。
部活動は小・中・高と剣道をしていました。
剣道では、小・中の間はレギュラーになれず、
高校で部員が少なくてレギュラーになれました。
高校の公式戦では勝ったことがありませんが、
引き分けを3回することができました。
とても弱かったのに引き分けを3回もすることができて
良かったと思っています。
高校時代の自分に点数をつけるなら、
「容姿 20点、勉学 60点、運動 20点 で 合計100点」
といったところでしょうか。
しかし、一生懸命やっていた。
皆さんもそうでしょう。
勉強、部活動、人間関係、何か抱えながら一生懸命生きている。
一生懸命生きていても、良い結果が出るとは限らない。
テストや試合で優劣つけられる。
しかし、人の命には決して優劣はつかない。
阿弥陀様は、できる、できない、良い、悪いで
命の価値は決まらないということを教えてくださいます。
小学校の頃、水泳大会に出たときの話です。
水泳を習ってた友達が飛び込みスタートをするから、
初めて飛び込みにチャレンジした。
結果、飛び込みに失敗。
太ってた私は水面にお腹をたたきつけて、
痛くてうまく泳げなかった。
競技後、友達に笑われ、からかわれ、
水泳が嫌いになってしまいました。
もし、そのとき阿弥陀様のことを知っていたら・・・
どんな評価をされても自分のことを認めてくださる
阿弥陀様がいてくださるをいうことを知っていたら・・・
私は水泳を嫌いになることは無かったかもしれません。
日常生活で良い、悪いと評価されたり、
自分で思うことがあるかもしれない。
しかし、
阿弥陀様はどんな私たちも認めてくださっている
ということを知っておいてほしいと思います。