「人生とは何ぞや」
高2学年団では最年長,教員生活36年の大ベテラン泉先生によるお話でした。
「人生とは何ぞや」と言われたとき何を考えますか?「挑戦」「苦しみ」「恋愛」・・・いろいろな事が考えられます。泉先生にとって「人生」とは「出会い」だそうです。数々の出会いの中で1番の出会いは,「平安との出会い」だそうです。故郷の愛媛県から何の縁もない京都の大学に進学し,平安に就職したことは奇跡にちかいはず。途中で違う選択をしていれば,平安と出会うことがなかったのです。そう考えると,平安との出会いは偶然ではなく必然であったと言えるのかもしれません。出会いは人だけではなく,人生を左右する書物など,物との出会いもあります。
人間は一生懸命生きていれば,必ず良い出会いがあり,その出会いが人生を祝福してくれるはずです。出会いは突然やってくるわけではありません。来年,すべての人に素晴らしい出会いがあることを願っています。
今年最後の仏参のお話しでした。これまでの人生で多くの経験をされ,さまざまな出会いがあったからこそ,出会いの大切さを実感されているのだと思います。一つ一つの出会いを大切にすることが出来れば,きっと人生そのものが豊かになっていくことと思います。いつ訪れるかわからない「出会い」のために,毎日を一生懸命過ごしていきたいと思います。