HEIAN BLOG 高2学年 BLOG

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高校生活初めての体育祭 2021年10月14日(木)18時28分

 昨年は実現できなかった体育祭。今年は、コロナ感染拡大防止、また、工事によりグラウンドが一部使用できないためプログラムを一部縮小し、全校を4団(玄武・白虎・朱雀・青龍)の縦割りにし、午前・午後(2団)に分けての体育祭を実現することができました。感染防止のために制約の中ですが、無事に開催できましたことは本当にありがたいことです。高校生活初めての体育祭、ひとつひとつの競技にクラス代表として、団代表として取り組む姿は本日の晴天以上にまぶしく、すばらしいものでした。応援団席からあがる歓声と無心に勝利をめざして走り、大縄を飛び、大綱を引き、大玉をころがす、それぞれの姿に、感動させられました。私たち教員スタッフも2年ぶりの体育祭に興奮を覚えました。生徒のみなさんに感謝です。コロナ禍、龍谷平安に活気が戻ったような1日でした。来年は3年生、龍谷平安伝統の「女子ダンス」「応援合戦」を取り組む学年です。本日のこの2つのプログラムは、後日動画配信予定ですから視聴し、来年の参考にしてください。
 本日はお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

本日の仏参 2021年10月08日(金)09時32分

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後期最初の仏参講話は社会科の太田先生でした。
 近年に特進、プログレス、アスリート運動クラブの先輩方で素晴らしい功績をあげられて来ました。
 その先輩方が共通するところの目標設定は日本一という言葉が多かったそうです。
 そしてその目標を達成するための計画など努力を惜しまなかったそうです。
高校生活も後半分となりました。自分自身に強い意志を持って目標を達成できるようにしっかりとイメージを持ち過ごして下さいとの事でした。

高校生活の折り返し 2021年10月06日(水)17時09分

 「もし、あの頃にもどれるのなら……」とのアンケート調査の結果、最も多くの票が集まったのが高校時代だったそうです。ただ単に「楽しかった頃にもどりたい」というのではなく、“現在抱えている悩み”のルーツをさかのぼると高校時代にたどりつく、という声も多く見られたそうです。まだ世の中の仕組みがよくわからないままに、将来の行方を左右する選択が迫っているのが高校時代ということでしょうか。
 ふと、なつかしい思いから高校の卒業アルバムを開いてみると、当時の担任からのメッセージプリントが出てきました。その中のことばをを引用してみます。

  一人ひとりがしっかり自立した個人として生きていかねばならない時代、ま ず第一は、 自分の内側から自分としての中味を充実させていくことです。自 分の考えと自分の言葉 を、そして自分でできることを、努力と鍛錬によって 身につけましょう。外見も中味も 全部正真正銘の本当の自分で作り上げるこ とが肝心です。こうしてできた本物の自分が、 内側から輝き出したものを  「個性」というのです。
  第二は、自分をコントロールすることです。個性には良いものもあれば、悪 いものも あります。両方を持っているのが人間というものです。だから、悪 い面は切り捨てるか 抑制して出さないように、自分で自分をコントロールし なければなりません。欲望むき 出しの卑しい振る舞いや、傍若無人のわがま まな言動は、個人主義のはき違えです。自 分という個人の責任を背負って、 自分をいかにコントロールして生きるか、それがその 人の文化性というもの であり、この文化性こそ人として身につけるべき大切なものです。
  第三には、自分という個人と同じ価値を持つ他人の存在を尊重し、他人との 関係を大 切にすることです。消費社会では、物と自分との関係は強くても、 他人との関係は忘れ られがちです。自己主張ばかりで他人を受け入れられな い人は、個人主義者でなく利己 主義者にほかなりません。そもそも人間は、 社会的存在のものであり、孤立状態では生 きていけない質なのです。自分だ けの内輪の世界に閉じこもることなく、自分を外に向 かって開いて、他人と のかかわりを持ちつつ生きていくことが肝要です。

 高校生活の折り返し、高校生である君たちの輝きがまぶしいと感じています。 

本日の仏参 2021年09月24日(金)18時00分

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 本日の仏参は、プログレスコース2年7組担任の玉置達也先生のお話でした。
 玉置先生はあるテレビ番組を見たことをもとに、普段の生活で抱いてしまっている先入観についてのお話をされました。そのテレビ番組ではある夫婦の相談が取り上げられていたそうです。その夫婦の相談から、人は無意識のうちに先入観を持ってしまっているかもしれない。そして、先入観を持たないようにするために、普段から意識をしていくことが大切だとおっしゃっていました。
 みなさんも、普段無意識に思い込んでしまっていることはないか考えてみましょう。

高2特進コース模試分析会 2021年09月21日(火)15時00分

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夏休み明けに返却された7月進研模試の結果をもとに、進路部よりお話しいただきました。
まず第一部として、全員が「受験生」になるために、どうすればよいのか話していただきました。
12月21日には「受験生宣言」が行われます。それがひとつのきっかけになってくれればと思います。
そして高校3年生の先輩からのアドバイスをムービーで見てもらいました。今まさに「受験生」として頑張っている先輩からのメッセージということで、非常に刺激を受けていたように思います。

第二部としては、模試の帳票の分析の仕方や志望校入力について共有しました。
結果を見るだけでなく、具体的に「何を」「いつまでに」「何回やるか」など、計画的に勉強することの大切さを再確認しました。
この計画を上手く軌道にのせるために「スパイラルシート」があります。

今回の分析会を通じて、1人でも多く「受験生」になってくれればと期待しています!

本日の仏参 2021年09月17日(金)17時00分

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本日の仏参はプログレスコース2年5組の担任の大西将暉先生のお話でした。

「因と縁」

過去の1つ1つの行動・選択が現在や未来を創っています。これまでの良い縁・悪い縁どちらも大切なものです。悪い縁があるときこそ, 感謝できる機会になります。良い縁とめぐりあうようにまずは, あいさつやゴミを拾うなど小さな良いことをしていきましょう。

文化祭を終え 2021年09月04日(土)13時58分

 昨年度より更にコロナウイルスが感染拡大され、「緊急事態宣言」が発出される中、今年度のオンライン配信による文化祭が終了しました。高2学年は、それぞれクラスで「一人ひとりが与えられた役割に責任を持ち、お互いが協力して一つの作品を作る」ことを目的とした演劇企画でした。脚本、キャスト、大道具、小道具、衣裳、メイク、音響、照明などの役割、短期間の中での作品作りにはクラスのまとまりが感じられました。事前に撮影された作品は文化祭前日に全員がクラスTシャツを着て完成動画を視聴し、感動と笑いに包まれた中、クラス写真を撮影しました。
 学校文化の担い手は生徒のみなさんです。先生の関与する部分はわずかです。日々、教室で、部室で、グランドで、図書館で、文化祭・体育祭などのなどあらゆる活動を通して、君たちの、そして龍谷平安の文化を作ってください。みんなの手で、今ここにいるわれわれ一人ひとりの手で作るのです。一人ひとりが作り出すとともに、逆に自分が作られもする学校文化です。それぞれが自分の学校文化の担い手です。一人ひとりが肩にかついでいるのです。そういった意識・自覚を強く持って、これからの学校生活を送ってほしていと思います。

ぶつかり稽古 2021年08月28日(土)17時24分

 夏休みもあれよあれよという間に終わってしまいましたが、充実していましたか。学習・クラブ活動・ドラゴンゼミなど、真剣に取り組んだ人には必ず何かの力がついていますから……。
 さて、学校生活もスタートしました。何といっても、まず文化祭を成功させることです。オンライン文化祭ですが、大いに発憤してもらって、いいものを作り上げてもらいたいものです。準備が着々と進んでいるクラスもありますが、なにせ一日一日時間との戦いです。意欲的に取り組んでくれることを期待します。
 若い世代の合言葉、ベストワードは「好きなことを楽しむ」ということでしょう。本来、文化祭は「好きなことを思い切り楽しむ」最高のステージでしょう。悔いのないよう打ちこんでやってほしいと思います。ただし、一つ注文があります。それは相撲でいう「ぶつかり稽古」をしてほしいということです。どういうことかと言いますと、それぞれのクラスメイトと一緒にやっていくわけですが、何事にも衝突や紛糾をおそれずに一歩前へ出る姿勢でやってほしいということです。前へ出れば、それだけ自分の責任も重くなります。意見が食いちがえば、感情的なしこりが残るかもしれません。友だちを傷つけることも、逆に自分が傷つくこともあるかもしれません。人間は、お互いどうしようもなく欠点だらけなのです。立派に、フェアに振る舞おうと思っていても、いつも愚かな過ちを犯すものです。しかし、お互いの過ちのくり返しの中で、他人への思いやり、自分の打たれ強さを育てていくのです。一歩前へ出たお互いが自分をさらけ出して、肉声で語り合うのです。自分の本当の声で、意見や感情をぶつけ合い、熱い関係を結ぶのです。お互いが自分の内側をオープンにすることで、信頼性と親密性が生まれます。文化祭で自分たちの作品を作りあげるという共通の目的があります。その目的にかける情熱さえあれば、途中での対立や反目など必ず乗り越えられるものです。お相撲さんは毎日ぶつかり稽古で強くなるのです。ぶつかり稽古をしないで強くなれるお相撲さんはいないと思います。みなさんも、同じです。人と人とのぶつかり稽古で、人として強くなっていくのです。熱中してやった者にのみ喜びはやってくる、ということです。

SUT②を終えて 2021年07月20日(火)15時19分

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 一般的に、高2は“中だるみ”しやすい学年だと言われます。加えて、夏休みは学校の授業から離れるため、気が緩みがち。「勉強をしなくては」と心のどこかで思っていても、なかなか真剣に取り組めないという人もいるでしょう。
勉強しなくてはならない理由を自分だけで考え、答えを出すのはかなり難しいこと。そこで周囲の人からヒントをもらいましょう。夏休みは普段会わない親戚など、身近な大人と話す機会も増えるはずです。自分の将来の夢について相談をしてみたり、「学生のうちに勉強しておけばよかったと思うこと」について聞いたりすると、「今、勉強する大切さ」に気づくこともあります。また、大人だけでなく同年代の友人と話してみるのもよい方法です。学校以外の場所で出会った人と、興味を持っていることやこれからの目標について互いに話してみてはどうでしょう。クラスメートと話すときとは違った、新鮮な刺激を受けられるかもしれません。
 だらけてしまいがちだと言われる“2年生の夏休み”ですが、見方を変えると自分自身の将来をじっくりと考える時間がもてる期間だとも言えます。今後は2年生が中心になる学校行事も増えて忙しくなるでしょうし、受験生になってからは目の前の勉強に集中しなくてはならなくなるからです。このタイミングで目標を定めておかないと、今後もずっと勉強に対するモチベーションがキープできなくなることも考えられます。この時間を貴重なものととらえて、将来について考えを巡らせてみましょう。

本日の仏参 2021年07月16日(金)10時10分

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本日の仏参はプログレスコース2年4組担任の河野香先生のお話でした。

 「世界をよりよくするには自分は何をしたらよいか?」
このように問われると、あなたならどのように答えるでしょうか。
「pay back(恩返し)」という言葉がありますが、これは「pay forward(恩送り)」という映画のお話です。

 ラスベガスに住むトレバーはアルコール依存症の母親と家庭内暴力を振るう父親を持ち、中学校1年生になります。彼は社会の授業でシモネット先生から「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をするか?」という課題を出されます。彼が提案したのは「自分が思いやりを受けたら、その恩を別の相手3人に返す」といった「pay forward」というものでした。

「理想論だよ。」「やっても無駄だ。」という反論もあるでしょう。しかし、バタフライ効果のように、この世界は影響しあっています。身の回りの世界に置き換えて考えてみてください。コロナ禍で大変な社会だからこそ「pay forward」の精神で、あなたから世界をより良く変えていきましょう。

「”可能の王国”は君達の頭の中にあるんだ。君達ならきっと出来る。不可能を可能にするんだ。君達次第だ。」(作中でのシモネット先生の言葉より)