研修旅行に向けて,グループワークを行うグループ決めをコースごとに行いました。各コース共旅程がほぼ確定したことを受けて,今後の事前学習を進めていくことになります。
10月24日、高二学年は校外学習として大阪モノづくり観光をしました。前日に雨が降ったため、天気がどうなるかと心配されましたが、当日は無事快晴でした。
まずは全クラス合同で株式会社アオキの青木豊彦会長のお話を聞きました。
工場の現場に若い人がいないことに危機感を覚えた青木会長は人工衛星をつくることで工場を活性化させようとしました。
その際に一番大切にしたことが「心の儲け」だそうです。
「儲け」という字は「信じる者」と書きます。
人を信じることで心を豊かにできるのだということを、人工衛星を作る過程で学んだと仰っていました。
最後は生徒に「自分に居る場所に誇りを持つんや!」と力強く仰いました。
青木会長のお話を聞き終わったあと大阪城で昼食を取りました。その後各クラスごとにバスで移動し、さらに2チームにわかれて工場の見学を行いました。
グループによって見学した工場が違うのですが、それぞれ実際にモノ作り体験をさせていただいたりお土産をもらったりして、どのグループも合流したときにはいきいきとした顔つきでした。
工場、というとどうしても「危険」や「しんどい」というイメージが出てくる人もいるかもしれません。
しかし、見学した工場で働いている人々の表情はどうだったでしょうか?
きっと明るい表情をされていたのではないでしょうか?
みなさんも自分の将来を決めるとき、イメージだけで敬遠するのではなく、しっかりと下調べをして、実際に足を運んでみるといいかもしれませんね。
放課後に選抜特進生と一貫選抜生を対象に進路ガイダンスが行われました。
ベネッセコーポレーションの方より,高校2年生の今の時期に何をしなければならないのかについて,わかりやすくご説明頂きました。
今日聞いたお話を実行できるかどうか。個々人に問われる問題でした。
本日の仏参は学年部長の西村先生の講話でした。
明日は高校全学年が校外学習に出かけます。2年生は社会見学です。西村先生は明日、見学時にぜひ実行してほしい三つのこと、「聞く・見る・考える」を示されました。
まず「聞く」。社会見学の第一部は青木豊彦氏の講演を聴きます。青木氏らの業績にいたるまでの数々の失敗や努力、そこから得たことなどを聞きとってほしい。
次に「見る」。社会見学の第二部は町工場での見学です。町工場は多くはありません。そこで働く職人さんの姿を見てほしい。技術や技能は当然ながら、どんな手でつくりだしておられるのか、どんな目で精度を保っておられるのかという点をよく見てほしい。
最後に「考える」。職人さん達の技が「すごいなぁ」で終わらせずに、きいたことと見たことを自分に照らし合わせて何にいかせるのか、自分のこれからにどう活かせるのか、考えてほしい。
明日は仏参ノートを片手に見学します。特にその場で気になった事、見た事、考えた事を書きためましょう。
明日は校外学習です。勉強に行く、という学びの姿勢と謙虚な気持ちを忘れずに。
お天気も雨は降らなさそうです。有意義な一日を過ごしましょう。
本日は数学科の角先生の講話でした。
日頃から「やってみよう解法」というスタイルで数学の問題を解説される角先生は、次のように話されました。
「皆さんは、失敗を恐れずにチャレンジできていますか?」
幼い頃、はじめは乗れなかった自転車に、転びながらも練習を重ねて乗れるようになったのではないでしょうか。しかし大人になればなるほど、失敗を恐れて徐々にチャレンジできなくなってしまいます。
高校生はまだまだ失敗が許される時期です。先生や親は失敗をフォローするためにいます。臆さず、いろいろなことにチャレンジしましょう。「これからが、これまでを決める」
10月11・12日の二日間,「キャンパスビジットⅡ」のため龍谷大学瀬田キャンパスに行ってきました。
今年度から理系クラスも2日間の開催となり,学部説明・模擬授業・施設見学と貴重な経験ができました。
なかでも二日目に行われた『サイエンスカフェ』は,普段とは異なる雰囲気での講義に,生徒達もリラックスした状態で,大学でのまなびに触れることができました。
今回の経験を,将来の進路選択に活かして欲しいと思います。
今日と明日は「キャンパスビジットⅡ」を行います。
キャンパスビジットはプログレスコース生全員が龍谷大学で模擬講義や施設見学を行い,来たるべき龍谷大学の学部選択の一助となるよう行われる高大連携教育プログラムです。
1年生の時にもありましたが,2年生ではより学部選択を考えるために,大学の先生による模擬講義を2日間で4コマ(4学部)うけるというものです。
文系クラスは深草キャンパスで,理系クラスは瀬田キャンパスでの実施となります。
本日からいよいよ本格的に後期の授業が始まります。2年生は仏参からスタート、心を落ち着けて一日を始めることができました。
本日の講師は数学科の久保田先生で、次のようにお話しくださいました。
来年の今ごろは3年生として受験を強く意識している時期を迎えています。そこで、今、自分の足もとを見てほしい、つまり自らを省みてほしい。
現在タレントの篠原信一さんは、かつて内股を得意技とする柔道選手でした。しかし他の選手に研究されてその得意技がある時から決まらなくなったそうです。篠原選手は自らを省み、自分の得意技を見極め、さらに内股にみがきをかけてシドニーオリンピックに出場し、銀メダルを獲得されました。「自分を見極めるとは、自分の得意を伸ばすこと」です。
このことから、皆さんももし勉強でスランプに陥ったら、自分の得意科目を伸ばすことを考えてほしい。得意科目を伸ばせたら、その方法が他の科目でも活かせるものです。このことを心にとめておきましょう。