本日は雪がちらつく中、涅槃会が実施されました。浄土真宗本願寺派布教師の利國敦之先生のお話しを聞きました。お釈迦様が説いてくださったことを丁寧にお話しくださいました。
本日の講師は浄土真宗本願寺派布教師の野瀬恵先生でした。
先生は高校生のときに仲のよかったお友達と現在も続いている交流をお話しくださいました。
先生はもともと口べたで人前で話をするのが苦手で、お友達の彼女に弱音を吐いてしまうこともあるそうです。
そんなときに彼女は決して「がんばれ」とは言わずに「がんばってるんやなあ」と言ってくださるそうです。
それによりわかってくれる人がいるからがんばれると思え、人前で話をするときも彼女に背中を押されているような気がするそうです。
そのように自分のがんばりを認めてくれる人が常にそばにいてくれるとよいのですが、そうでないときもあります。
そんなときにいてくださるのが阿弥陀様であり、阿弥陀様が一人一人を大事に抱き取ってくださるのだと締めくくられていました。
みなさんにも自分を見守ってくれている人がいるはずです。
そういった人たちに感謝の気持ちを忘れずに研修旅行に向けてがんばっていきましょう。
本日の午後、大宮学舎において経済学部を志望する高校3年生の入学前課題の一環として、プレゼンテーションの発表会が開催されました。
高校2年生で、次年度に経済学部進学を目指している生徒達が勉強のために参加してきました。
まともなプレゼンテーションを見たのはほとんど初めての子達ですから、非常に新鮮に映ったはずです。また、一学年上の先輩達の引き締まった姿に大いに刺激を受けたはずです。
発表を行った高3生達は、年明け以降、龍谷大学経済学部の先生方の指導のもと、ゼミに分かれて、自分たちが選び、調査した経済の様々な問題について、パワーポイントを用いて発表するために調査・準備を行ってきました。その内容は、資料準備から発表まで審査され、特に優秀なプレゼンを行ったチームは最後に表彰してもらえます。
今回、全7チームの中でも特に優秀だったチームのタイトルを挙げてみると以下の通りです。
「AIと私たちが歩む未来~分業が作り出す可能性」
(労働経済学・新豊ゼミ)
「地下経済のゆくえ~WHAT’S TAX EVASION」
(国際政治経済学・原田ゼミ)
「本当の復興とはなにか~東日本大震災から約5年」
(日本経済論・伊達ゼミ)
非常にわかりやすく、内容的に面白い発表でした。短期間で高3生達が一生懸命努力してまとめ上げたことが十分すぎるぐらい伝わります。非常に質の高いものでした。
さあ、来年は高2の君たちが、今回以上のクオリティーの高い発表をしてくれることを期待しています。
本日の講師は浄土真宗本願寺派の布教師久留島法暁先生でした。
先生はある日「比べるな腐る」という言葉と出会われたそうです。
その言葉を中心としながら、
人は何事にも優劣をつけてしまいがちであること
しかしそれによりコンプレックスが生まれてしまうこと
そして個々がそれぞれ違うからこそすばらしいということ
をお話しくださいました。
みなさんもこの言葉をきっかけに、これまでの考え方を見つめ直してみてはどうでしょうか。
研修旅行まで2週間となりました。
6限LHRに各コースで、
しおりの読み合わせ・事前学習・行程の確認などが
おこなわれました。
準備を怠らず、そしてインフルエンザなどにならないように、
体調しっかりと管理し、
研修旅行にまずは出発できるようにしましょう!
*写真上左から、
ハワイ(アスリート),ハワイ(プログレス),
ハワイ(一貫),シンガポール・マレーシア(プログレス・選抜特進)
ちょっとアップが遅くなりましたが・・・SUT④を週明けに控えた土曜日の放課後。東寺(教王護国寺)で初弘法が開かれていたので、シーラとマシューを誘って「ジャパニーズフェスティバル」?を体験しに行ってきました。
普段でも多くの人で賑わう東寺の市ですが、今年最初ということもあって、ものすごい人だかりです。門をくぐって、露店が並ぶ参道を見て回りました。さまざまな露天が出ているので、彼らにとっては物珍しさ満点のワンダーランドです。留学中の課題であるレポート作成のためにせっせと写真を撮って回りました。お腹が空いていたので、マシューはお好み焼き、シーラはたこ焼きをチョイス。みんなで楽しくいただきました。
一通り楽しんだ後、しっかり仏様をお参りして東寺を後にしました。
昨日、今年度最後となるSUT④を終えました。今日は、担当者から答案の返却がありました。大雪の影響から、月曜日、火曜日が休講となり、いつもよりしっかり勉強できたはずだったのにと肩を落としている姿をちらほら見かけました。
「学び」は日頃の積み重ねが大切です。もう高3になります。今一度、日頃の学習習慣を見直しましょう。
今日はちょうど茶道部の年初めの稽古日で『初釜』が行われるので、シーラとカノが参加しました。
『初釜』とは茶道で新年最初に行われるお茶事(お茶のフルコース)です。今回は時間の関係で、短縮バージョンですが、炭点前・濃茶・薄茶と進んでいきます。カノはハワイでも茶道を習っているということですが、さすがに濃茶は初めての体験だそうです。
藪内流の先生が直接、濃茶を練って下さいました。主菓子は「末富」さんの薯蕷(じょうよ)饅頭。日本にいてもなかなかここまで本格的な経験はできません。
留学生に言える事は、非常に日本の文化に興味があり、もっとディープに経験してみたいという強い気持ちを持っています。慣れない正座も、なんと!最後まで貫き通しました。
ハワイのPBA(Pacific Buddhist Academy)から今年も3名の交換留学生がやってきました。シーラ・カノ・マシューの3名です。シーラとカノは女子、マシューは男子生徒です。約1ヶ月間、ホームステイをしながら、ばらばらのクラスで平安での学校生活を送ります。
平安高校での第1日目最初の授業は偶然、Internet-Exchange(4月19日の記事参照)でした。日本にやってきて、最初の授業で、画面に映るハワイの友人達の元気そうな姿を見て少しリラックスできたようでした。
その後、さすがは英語の好きな平安高校生達です。少しずつ会話を始め、授業の課題であるプレゼンテーション用のパワーポイントの英文についてアドバイスをもらったり、芸能人の話で一緒に大いに盛り上がっていました。日米の高校生の交流第一歩は和やかな雰囲気と笑顔のうちに時間が過ぎていきました
本日は報恩講でした。小池秀章先生(浄土真宗本願寺派布教使、龍谷大学非常勤講師)がお話しくださいました。小池先生は以前、平安の教壇に立ち、宗教を担当されていました。
小池先生のお話は身近な事柄を親鸞聖人のみ教えに結びつけ、とても分かりやすいものであり、優しい語り口調の中に強いメッセージが込められていました。以前、校長先生も引用されていた相田みつおさんの詩も紹介していただきました。
私たちは日々の多忙な生活の中で「心の気付き」が薄らいでいるように思います。社会が効率化、複雑化、多様化していく中で、自分にも他者にも社会委にも目配り、気配り、心配りが出来なくなっているのではないか。そんなことを考えさせていただけるお話しでした。また、人は違って当たり前です。違うから面白い。しかし、違うから互いを尊重し寄り合わせていけるように努力することが必要になるのではないかと考えさせられました。
先生は「正しいことを言うとき、人を傷つける」ということをお話になっていました。誰もが自分が正しいと思いがちですが、この世の中のことについていえば、正解などは存在しないし、答えは一つではありません。特に、人の在り方や生き方に答えや正解はないのではないでしょうか。だから自分のものの見方や考えを押し通そうとすると、それがぶつかり、壊れてしまうのです。とってももろいものなのです。
心を柔軟にしなければ、ものの見方や考え方は凝り固まり、柔軟かつ多角的なものにはなりません。この世の中にはたくさんのものの見方や考え方があります。私たちは自分で自分の心を縛り付けているのではないかと疑問を持つことも大切だと気付かせていただきました。