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キャンパスビジットⅡ(第1日目・龍谷大学深草キャンパス) 2016年10月17日(月)19時20分

 木曜日から二日間にわたり、高大連携プログラムのキャンパスビジットⅡが実施されました。昨年のこの時期に、大学とはどのようなものか?を実感するために訪問していますが、今年はより踏み込んで、学部・学科を選ぶ上で非常に重要な位置づけとなる行事です。
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 第1日目午前中は文学部と短期大学部の模擬講義でした。それぞれの学部の先生方が、高校生向けに講義を構成して下さっており、その学部、あるいはその先生の特色がよく表れていました。
 
 文学部は東洋史学の講義でした。たくさんの学科があり、自分の目指す学科の内容ではなかった生徒もいますが、文学部の講義がどのようなものかを理解することができたと思います。講義の最後に先生から何か質問は?と聞かれて、普段なら大勢の前で手を挙げて発言するのを高校生は恥ずかしがる傾向が強いのですが、一人の女子生徒がすっと手を挙げて堂々と質問をしていました。取り組む姿勢と講義内容に興味関心があるからこその行動ですが、今後、もっとこのような姿勢や気持ちを持った生徒を育てていかなければならないと強く感じました。

 その後、昼休みを挟んで、学生交流です。これは平安OB・OGの大学生が協力してくれました。彼ら自身が自分の言葉で現在までの学生生活を説明してくれ、自分が高校生だったときの学部選びで悩んだことや、どのように決めたかなど、高校生には知り得ない部分を具体的に後輩に説明してくれました。
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(写真は2日目の学生交流です。)

 特に印象的だったのは、「大学生は自主性・主体性がないと何もできない」ということです。全てにおいて受け身な高校生達の現状と違い、大学では一人一人が自分で考え行動しないと何も得られないし、最低限のキャンパスライフすら送れないということでした。

 午後は社会学部と国際学部の模擬講義が行われました。国際学部ではネイティブの先生が英語によって講義をなさいました。英語や異文化に興味のある生徒達にとって、コミュニケーションの第一歩である英語(滑らかなネイティブスピーカーの英語)は、聞き取るにはかなりの集中力が必要だったと思います。しかし、受講した生徒からは「難しい単語も出てきたけど話の大筋は理解できた」というコメントも聞いていますので、おっ、なかなかやるなと、生徒達の成長を感じることもできました。
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社会学部講義風景               国際学部講義風景

 生徒達は徐々に迫ってくる進路選択の決断に向けて学部の内容や将来のビジョンを思い描くようになっています。その中で、実際に自分の興味のある学部の講義を聴いてみることによって、より具体的に学部での学びや大学生となった自分を想像すると共に、進学の意欲を確実に高めていることが感じられます。

 高大連携校の強みとして、普通の高校生には経験できない進路選択での貴重な経験が出来たのではないかと思います。

本日の仏参 2016年10月11日(火)09時31分

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本日の講師は、燧土勝徳校長先生でした。

建学の精神とは、「浄土真宗の教え」である。
校長先生は、そのことを考えるために、
三つの大切の中の「いのち」のお話をされました。

「多くの人々は、三毒『貪欲(とんよく=欲)・
瞋恚(しんに=怒り)・愚痴(ぐち=嫉妬や嫉み)』
を持っています。
つまり、これは『迷いの世界』なのです。
これを『悟りの世界』へと転換するには、
阿弥陀様に請願するしかありません」

と述べられ、

野口雨情の『しゃぼん玉』の歌詞から
この歌は、我が子を失った悲しみをつづった歌だと
『平安の願い三つび大切-建学の精神-』
(p16-17参照,4月配布済)を引用されて
教えていただきました。

そしてさいごに、
「今月の聖語で『先ず自分を正しくととのえ、
次いで他人を教えよ』というダンマパダの言葉を参考に、
『浄土真宗の教え』を今一度考てみてください」
と締めくくられました。

今回の仏参で、宗門校で学ぶみなさんに、
「浄土真宗の教え」について、
深く考えさせる場を作ってくださいました。
この機会に4月に配布された
『平安の願い三つの大切-建学の精神-』を
再読して考えてみましょう。

選特・一貫も研修旅行の準備をしています 2016年10月08日(土)17時21分

選特・一貫もプログレスと同じように研修旅行の準備を進めています。基本的にクラス単位で部屋割りやグループ分けができることから教室での準備が多くなります。ただし、選特はプログレスのシンガポール・マレーシアコースと同じ行程になることから、今後、事前学習においては一緒に進めていくことがあります。一貫は全く行程が異なります。意義深い研修旅行になるようにしていきましょう。

研修旅行の準備がはじまりました 2016年10月08日(土)17時18分

プログレスコースでは、月曜日、土曜日のSHRの時間を活用して研修旅行の準備をスタートさせました。各コース毎に分かれて準備をします。本日は、ホテルの部屋割り、班別自主研修のグループ分けについて説明しました。

明日はスタディー・サポートが実施されます 2016年10月05日(水)13時38分

明日はスタディー・サポートが実施されます。基礎基本となる学力を高校入学時からこの試験ではかってきました。もう、高校2年生も後半に入りました。受験生としての自覚を持ち、基礎基本となる学力の定着を心掛けてもらいたいと考えています。夏休み明けの到達度確認テストにおいても、スタサポを意識した内容を学習してきました。明日はいよいよ本番です。再度、活用ブックを復習しましょう。

秋は行事が山盛りです 2016年10月05日(水)13時34分

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プログレスコースは、来週の木曜日・金曜日にキャンパスビジットⅡが実施されます。また28日(金)には校外学習が実施されます。今日は、これらの行事に向けての準備や、席替えなどが行われていました。

LHR 2016年10月05日(水)13時31分

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2時間目はLHRでした。選特一貫では、全統模試の結果が返却されました。現実をしっかり受け止め、受験生としての自覚を持ち、目標に向かって気持ちを新たにしていました。

後期始業式 2016年10月05日(水)13時28分

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今日は後期始業式でした。正装を着用し凛とした姿で登校してくれました。校長先生から、140周年記念式典をはじめさまざまなお話しがありました。

前期考査が始まりました 2016年09月27日(火)08時30分

昨日から全コースにおいて、前期考査が実施されています。朝テスト、SUTなどで確認してきたことをもう一度練り直し自分の力に定着させる機会としても前期考査を捉え取り組んでくれています。
高校2年生もいよいよ後半に入ります。進路目標を達成できるよう本腰を入れて準備にとりかかる時期となりました。

本日の仏参 2016年09月20日(火)16時59分

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 本日の講師は10組担任国語科の岩橋智香子先生でした。先生は最初に最近見た本で印象に残った言葉を紹介されました。それは人生をカードゲームにたとえた言葉で「どのようなカードが配られるかは運命。しかし、人生はその配られたカードで勝負する。」というものです。
 先生がその言葉が印象に残った理由は、ある卒業生のことを思い出されたからでした。その生徒とは3年生の時の現代文の教科担当という関係であり、よく職員室にきていろいろな話をしてくれていたそうです。その生徒は現在のプログレスコースに在籍しており、成績優秀で経済学部への推薦も決まっていたそうです。しかし、家庭の経済事情で龍谷大学への進学を断念せざるを得ない状況となり食堂を経営する会社へ就職することとなってしまいます。
 卒業後も先生は連絡を取り合っていて、卒業して三ヶ月後の時に来たメールは毎日暑いなかでやけどなどを負う過酷な仕事環境がつらいという内容のものでした。その後盛り付けやデザート作りを任されその料理の写メールが届くようになり、調理師免許を取得した報告が届きました。そして今年の春、栄養士の資格取得を目指して会社から援助してもらい大学に行くことが決まったという報告があり先生も自分のことのように喜ばれたそうです。
 先生はみなさんにも置かれた環境の中で不平や不満を言うことなく、あきらめずにがんばっていってほしいとおっしゃいました。「配られたカードで勝負する」という意識を持ち続けることができるといいですね。