HEIAN BLOG 高3学年 BLOG

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12月19日(木)講堂仏参 2024年12月19日(木)10時49分

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本日、最後の講堂仏参が行われ、布教使の平尾あゆみさんがお話してくださいました。

平尾さんは高校生の時に所属されていた吹奏楽部の経験をもとに、苦しみに寄り添ってくれる存在についてお話してくださいました。
本校も同じように、部員数の多い部活があり、熾烈なポジション争いのエピソードに共感した人も少なくないのではないでしょうか。
どんな人も、笑顔の裏で苦しみや悩みを抱えていることがあります。
表面だけですべてを判断することなく、他を思いやり痛みに寄り添える人でありたいですね。

龍谷大学学部別ガイダンス 2024年12月14日(土)12時44分

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本日、午前中は「龍谷大学付属校生のための学部別GD」が実施されました。付属校生として龍谷大学へ進学する生徒たちのために、大学入学までにしておくべきこと、また、入学後に期待する付属校生のあり方など、さまざまなお話を聞かせていただきました。生徒たちは熱心に耳を傾け、自分の将来の夢の実現に繋がる学びや大学生活をイメージしていたように思います。瀬田Cでは、早くも自分の興味・関心のあることについて研究したいという生徒のために、農学部の研究室を実際に見学を認めてもらい、充実した実験機器に生徒たちは興奮していました。大学生になるまでにあと3ヶ月ほどあります。この3ヶ月の過ごし方こそが「これからの大学生活」にとても重要な時間になってくるので、引き続きしっかり自己研鑽してまいりましょう!

12月12日(木)講堂仏参 2024年12月12日(木)17時19分

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本日は講堂にて仏参を行いました。
布教使の亀田信暁先生がお話をしてくださいました。

先生はバックパッカーという趣味をお持ちで、海外を回って様々な経験をされました。その中で、人間の欲の限りなさ、煩悩の深さについて気付かされたそうです。
皆さんも、卒業したら広い世界で多くの経験をすることと思います。そして自身を見つめ直し、成長していくことでしょう。悩む時には、これまでの仏参で学んだことを思い出してくださいね。

12月5日(金) 成道会  2024年12月06日(金)15時46分

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本日4限、高校生活最後の成道会が行われました。
高3生は自教室にてオンライン視聴する形で参加しました。

本日は渡辺雅敏先生(浄土真宗本願寺派布教使)のお話を聞きました。厳しい修行や、弱みをもつ私たちについてのお話は、皆さんにも身近に感じられたのではないでしょうか。

本日の成道会のしおりには、これまで学校に掲示された「今月のことば」「今月の聖語」から釈尊のことばが引用されています。今日をきっかけに今一度その言葉をかみしめてください。

12月5日(木) 仏参&冬の取り組み3日目 2024年12月05日(木)09時28分

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高3生は現在、冬の取り組みとしてそれぞれの進路に向けた学習に取り組んでいます。
また、本日は講堂仏参があり、高3副担任の田嶋先生のお話を聞きました。

先生はまず、「今までの仏参の話を記憶していますか」と問いかけられました。記憶は次第に薄れていくものです。忘れないためにどうしたらいいか、皆さんもぜひエビングハウスの忘却曲線について調べてみてください。
そして本日のテーマとして「なぜ勉強しなければいけないのか」という問いを提示されました。学校で学ぶことの中には、「これは本当に将来役に立つのだろうか」と疑問を持つものも多々あると思います。確実に役に立つと断言できないことを、なぜ勉強しなければいけないのでしょう。
先生は、「知識を得ることだけが目的ではありません。学びを通して、ものごとの見方・考え方を身に付けることが大切なのです」「知識も、足りなければコミュニケーションの壁にぶつかります。もし本当に十分な知識があれば、皆さんは志望理由書を書くときあんなに苦戦しなかったはずです」と指摘されました。あらゆる学びが皆さんの人間性を形成し、人と関わるとき・仕事をするときなどに活かされていきます。

高3生の皆さんは今、具体的な進路が決まりかけている時期です。学ぶことの意義や目標が揺らいでいる人も少なくないのではないでしょうか。進む先が決まったとしても、「もう勉強しなくていい」というわけではありません。この冬の取り組み期間に学びの総仕上げをして、4月以降の新しい場所での活躍につなげてくださいね。

11月21日 (木) 講堂仏参 2024年11月21日(木)08時42分

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鎌田善弘先生の本校での最後の仏参でした。

 平安で36年間過ごされた鎌田先生にとって平安とはどのような場所で何を教えてくれたのか、という興味深いお話を宗教の観点を踏まえてお話しされました。

 人には、自我に固執する「煩悩」からは逃げられず、大小はあれども嘘をついたり、楽な方向にむかったりしてしまいます。一方で人は、正直に生きたいと考え、人生を豊かに生きたいとも考えます。そのためには素直な心、反省し、悔いあらためる「内省」が不可欠になります。
 その見つめなおす機会がこの「仏参」です。素直な自分に出会える、もう1人の自分に気づく場であるとのことでした。
最後に「内省」を通して生徒自身も、もう1人の自分に出会ってほしいと願われておられました。

 この学年には2年間担任団として支えていただきました。生徒たちには2年間ありがとう、という言葉で仏参を終えられたのがすごく印象に残っています。

 人は、日々多かれ少なかれ「内省」していると思います。それが明日の自分を良くする、つくりあげていくのではないでしょうか。

 

11月19日(火)考査1週間前&写真撮影 2024年11月19日(火)15時41分

3年生にとって最後の定期考査となる2学期期末考査まで1週間となりました。本日より職員室の入室が制限されますので、注意しましょう。

先日より、卒業アルバムのためのクラス写真撮影が行われています。
各クラスのオリジナルページ作成のため、生徒たちの考えた構図での撮影も行われました。
「思い出の場所はどこかな」「一番好きなところは?」などと相談しながら楽しく撮影していました。今は当たり前の光景が、1年後には懐かしい思い出になります。卒業までの毎日を大切に過ごしていきたいですね。

仏参【11月14日(木)】 2024年11月14日(木)13時01分

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本日の講師は3・4組副担任、社会科の林晃先生でした。
先生はまだ一度も行ったことがないディズニーランドでは新規のお客さんよりリーピーターおお客さんが多いということに着目し、その運営方法に興味を持たれました。
ディズニーランドでは4つの原則(安全・礼儀正しさ・ショー・効率)に基づき運営されており、これがディズニーランドのお客さんへのホスピタリティ(おもてなし)になっており、お客さんに「また行きたい」という気持ちにさせていることを紹介されました。
『おもてなし』とは「相手を理解し、誠意を持って相手と交流する」ということですが、この行動の基には『感謝』の心が必要であり、今後の人生をより良くするために、常に自分を見つめ直し、『感謝』の心を持ち続けて行動して欲しいとの、もうすぐ平安を巣立っていく高校3年生への期待のお話でした。

仏参 2024年11月09日(土)10時33分

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 昨日の仏参は学年部長、社会科の井上友希先生でした。毎週の仏参では司会をし、学年全体にたくさんのことを伝えてこられました。昨日もマイクを片手に仏参を進行されていました。
 さて、仏参で何を話そうか、誰もが迷います。そんな中で井上先生は「優しさ」ということについて触れてお話されました。優しさと厳しさは表裏一体の関係にあります。優しくあるということはとっても難しいことです。「優しくある」ということは、時として自分自身に甘くなってしまうことがあります。自己を戒めながら日々を送ることが大切です。これから平安を巣立っていこうとしている高校3年生にむけ、思いが溢れた仏参でした。

10月31日(木)の仏参 2024年11月01日(金)07時42分

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本日の講師は、英語科、3年12組担任の村上先生でした。
誰の心の中にも仏の心があるということを実感した経験談。もう大分前のことになりますが・・・本校に赴任されて間もなく、担任として担当していたHRには「やんちゃ」な生徒がたくさんいました。その中でも腹が立てばすぐに手を出してしまう○○くん。先生は家庭訪問をおこない、真剣な話を伝えた後その家を去った訳ですが、大切なかばんを忘れてしまった。真剣な話の後に、かばんを取りに戻るという姿を見せたくないと困っていたところ、○○くんは駅まで走ってかばんを届けてくれたそうです。「これ、先生の大切なかばんやろ!」
××くんは、HR内ではいつも居眠り。勉強もしないからいつも補講にかかるも、それもよくサボっていたそうです。先生は同じように家庭訪問をすると、××くんはエプロン姿で対応。「お母さんは仕事で夜遅くしか帰ってこないから、弟のためにいつも自分がごはんをつくってるんや!」
先生は、彼らのことを、学校では不真面目な生徒としか見えていなかったことを悔やんだそうです。家庭訪問をして初めて分かったことがあった。彼らにはそれぞれが背負っているものがあり、事情があり、気を張らないといけない理由があって、不真面目は決して許されるものではないが、本当はやさしい心をふつうに持っている。家庭訪問を通じて、初めてふつうの会話ができたとき、彼らのそのやさしさにふれられたこと、そのあたたかさについて、先生は回想しながら語ってくださいました。
今、平安で学ぶ生徒たちもやさしい人ばかり。生徒たちのやさしい心にたくさんふれながら、毎日を過ごすことができていることに感謝したいと思います。

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