夏休み明け最初の、久しぶりに高3クラス揃っての仏参講師は7組担任の藤井先生でした。藤井先生は本校の野球部顧問で、京都府高校野球連盟の理事もされているので、今夏の京都大会でのプラカード係へのお礼の言葉を述べられました。また、藤井先生に促された硬式野球部の久保田君からも、高3生徒への応援のお礼が述べられました。
本題のお話で、藤井先生は「雨が降ったら傘を差す」という、松下電器産業(現パナソニック)の創業者松下幸之助氏の言葉について話されました。
まず、やるべき事をきっちりやる、という事の大切さ。小降りだからと面倒くさがって傘をささなかったら、大切なものが濡れたり、滑って転んだりしてしまいます。当たり前のことをやる大切さを気付かせてくれる言葉です。
また、この言葉の解釈には別の解釈もある、と示されました。雨が降るなどの想定外の状況に遭うとつい文句を言いたくなります。しかし文句を言って状況が変わるわけではありません。発想を転換して、その状況を受け入れて先の行動を考えるなど、その状況を受け入れて気持ちを切り換えるべきだ、と示されました。
これから大学生や社会人になって、困難や苦難に遭遇したとき、ふと思い出したい言葉です。