今日の仏参は、4組担任の山下先生でした。
4年前に担任をされていたクラスで、学園祭の責任者に立候補したある生徒の話をされました。当時個性的な生徒が多かったクラスで、責任者として言葉が足らず不器用で、学園祭の準備等もうまくまわっていない状況でした。クラスのリーダーとして、コミュニケーションをうまくとること、「ありがとう」ということも大事だと諭したそうです。今年も学園祭が9月にありますが、責任者を決めて模擬店を何にするかの段階です。山下先生のお話を聞きて、各クラスがうまく一つにまとまってほしいと思います。
そして最後に、最近「ありがとう」を言えない子が増えているように感じると。山下先生は始業式の日に、次のような言葉を生徒に送られたそうです。
「卒業までには、ありがとう、ごめんなさい、おねがいしますが言えるようになって
卒業しなさい。」
山下先生は、こうした言葉が形式的(形だけになっている)になっているように思われる中、気持ちのこもった「ありがとう」が言い、人を動かすような場面を作ってほしいと述べられました。その思いは、しっかりと生徒たちに伝わったと思います。