今朝の仏参は、10組担任の林先生(理科)のお話でした。
前任校で写真部の顧問をされていた際、最も優れた写真部員であったAさんの指導に当たっておられました。もともと柔道部だったAさんは、人間関係から退部して写真部へ入部。1年で大きく成長し、他の人が撮らないような写真を撮って、複数の最優秀賞や入選を取られたそうです。そのAさんが進路に悩み、進路の迷いからAさんが書き綴った手紙を紹介されました。その手紙を通じて、林先生は聞いている高3の生徒たちに、次のように強く主張されました。
「誰でも限られた時間を生きるしかない、決められた時間のなかに自分の将来を決めていくしかない」
さらに、学校の先生になりたい、教員志望者に伝えたいことを3点上げられました。
①「どんな分野であったとしても、教わる方と指導者とが持てる力を最大に出した
とき、最高の結果が出る。」
②「健康であり必死に努力していれば、絶対に最悪の結果にはならない。」
③「その生徒が必要としなくなるまで、助けたことに付き合っていくだけの覚悟が、学校の先生にはいる。親も先生も子供が自立したことによって、はじめてその役目を終わる。」
今朝の林先生のお話は、進路に悩む生徒たちや教師を志す生徒たちにとても響くような内容でした。