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最後の仏参 2016年12月01日(木)10時35分

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今日の今年度最後の仏参で、お話は9組副担任の郁芳先生でした。

郁芳先生は高校からバレーボールを始められ、今はバレーボール部の顧問をされています。
バレーボールという競技は「つなぎ(つながり)」というものがとても重要な競技で、次にボールを扱う人のことを考えてプレイし、プレイをする仲間同士の心と心がつながることで、試合がうまく展開していくそうです。

そして、その「つなぎ(つながり)」のお話から、生徒たちに三つの大切を伝えられました。

①ことばのつなぎ(つながり)
 「人に話をするときや文章を書くとき、正しい言葉や丁寧な言葉を使っていても、そのつながりが曖昧で伝わらないことがある。人に物事を伝えるときは、言葉のつながりを意識してほしい。」

②じかんのつなぎ(つながり)
 「過去に行ってきたことが、現在の自分たちの姿になっている。ここに時間のつがなりがある。この先の未来も、現在がつながって作れられていくものあり、今まで過ごしてきた過去や、いま過ごしている現在を大切にしてほしい。」

③いのちのつなぎ(つながり)
 「御飯を食べる前に“いただきます”という言葉を言うと思いますが、この言葉には“いのちをいただく”という意味がある。食事をいただくということは、まさにいのちのつながりであり、(先祖から)いのちのバトンをつないできてもらったからこそ、いまの我々がいる。そのことを忘れないでほしい。」

最後の仏参でしたが、生徒たちに三つの大切をあらためて考えてもらえる時間でした。それぞれ一つ一つのつながりを大事にしてほしいものです。