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身装検査と仏参 2016年05月12日(木)14時30分

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今日はとても天気が良く、高3は朝から身装検査がありました。生徒たちはそれぞれ身だしなみを整え、教室から講堂に移動していました。

今日の仏参は、1組担任の山田先生でした。最初に、「慮る(おもんぱかる)」と「忖度(そんたく)」の文字が書かれた白紙を手にとられました。相手の考えや気持ちを考えるというような意味であり、そこから武道の精神を挙げられました。

「勝って奢らず 負けて腐らず」

剣道でいえば、応援は拍手のみで声援は控える。一本をとったときに、選手もガッツポーツをしたりすると全部取り消しになります。
相手が不利になる形になったときも、こちらがそれに追い討ちをかけるような行動は控えます。

また相撲では、勝ったときにインタビューを受けても細かいことは口にしません。それは負けた相手や相手の応援してくれた人たちを思いやる行動であり負けた相手や相手の応援してくれる人たちまでを思いやるのです。

「高校野球においては、甲子園で勝っても負けても感動することが一つあります。それは何かと言いますと、エール交換であり、互いに讃え合っている。スポーツにおいては、相手がいて成り立つんものです。みなさんも大学や社会の中でかかわりが増えていく中で、そのときに「慮る(おもんぱかる)」と「忖度(そんたく)」という言葉を頭に置いて行動してほしい」と、相手を思いやることの大切さをお話しされました。